相曽晴日

遠景 – 相曽晴日

寂れた灯台 小舟の影は眠る
岩影にさえ身を寄せ合う 置き去られた静けさが

夢の後うつろう季節 ふいの風は気まぐれ
私の髪があなたの肩先にふれるの

気がつけば深く確かに愛している今更にしても
そんな風に頬を包む仕草もあの日のままなのに
今は優しい想い出にまばたきすれば
こぼれてあなた傷つけるばかり
私だけの為 時おりくれたまなざしに
熱い心を返せてたら

誰にも知られぬ入江に寄せる波を
2人見たいねと静かな声できりだすあなたは

さり気ない微笑みさえも返せず目を伏せてる
錆びた吊り橋 寄り添い渡れない私

夕空に風は気まぐれ 出会えた雲ひきちぎるの
最後だと気づかぬ振り あなたはしてくれてるのに
今は優しい想い出にまばたきすれば
あふれてあなた遠去けるばかり
私だけの為 時おりくれたまなざしに
熱い心を返せてたら

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