相曽晴日
舞 – 相曽晴日
許されぬ愛だから
魅かれてゆくのだと
言ったあなたの
声が今も胸に
逃げ出すことばかり
考えていたわ
忘れてほしいとさえ
言えないまま
優しさがどれ程
頼りないものなのか
今になって
初めて気付くなんて
もう忘れていいですか?
粉雪が舞い踊る
もう忘れていいですか?
空はすみれ色に
さよなら切り出す
あのけだるさの中に
やはり弱い自分を
見たようで
燃やせない手紙
束ねてしまいます
いつか笑って話せる日まで
もう忘れていいですか?
粉雪が舞い踊る
許されぬ愛だから
魅かれてゆくのだと
言ったあなたの
声が今も胸に
逃げ出すことばかり
考えていたわ
忘れてほしいとさえ
言えないまま
優しさがどれ程
頼りないものなのか
今になって
初めて気付くなんて
もう忘れていいですか?
粉雪が舞い踊る
もう忘れていいですか?
空はすみれ色に
さよなら切り出す
あのけだるさの中に
やはり弱い自分を
見たようで
燃やせない手紙
束ねてしまいます
いつか笑って話せる日まで
もう忘れていいですか?
粉雪が舞い踊る
恋が微笑で始まり別れまぎわでは泣いている涙ひとつぶ 見せた後恋などしないと誓いますトワイライトの色は時々悲しいけど歩きはじめる今のあなたと同じトワイライトの色は
ゴンドラ揺れる市場では旅商人(キャラバン)のざわめき聞こえる重なる食器がいつしかリズムをとって 金糸雀の風をはこぶあの人の影に追われることなく自由きままなあの娘
バスを降りると 潮の香りがする名前も読めない 錆びた船たち倉庫の屋根をかすめ飛ぶように 銀の翼人混みから逃げてひとりぼっちで泣きたかった淋しさを 埋めに来たよ
風に色があるとかないとかとなりでは文学少女たちがパイをつつきながらの大論争僕はと言えば彼女に別れを告げられた理由(わけ)を探りながら心も重く窓際のボックスでいつ
どんな言葉に綴ってみても1つ足りないパズル秋は感じやすく 信じ合えても 翳り感じてどんな瞳で語ってみても伝えきれない 切なさつくり笑いみせて 鏡離れるほんのとま
苺のかぜが吹く頃に お花畑のすぐそばで女同士で話したね 夢の破片(かけら)をぶつけ合い一番最初の恋には 軽くさよならしたくせに夜を明かして泣いたでしょ あなたの
いつもの Cafe(ばしょ)で待つ 窓の向こうはSUNSETプリズムを手にかざして見ていた彼女も連れて来たと 少し照れてるあなた私は笑うしかないだって 好きなの
寂れた灯台 小舟の影は眠る岩影にさえ身を寄せ合う 置き去られた静けさが夢の後うつろう季節 ふいの風は気まぐれ私の髪があなたの肩先にふれるの気がつけば深く確かに愛