相曽晴日

コーヒーハウスにて – 相曽晴日

風に色があるとかないとか
となりでは文学少女たちが
パイをつつきながらの大論争
僕はと言えば
彼女に別れを告げられた
理由(わけ)を探りながら心も重く
窓際のボックスで
いつものように
ぼんやり外を眺めています

「あなたの好きな
優しさなんか
私はなくした女です」
そんなあの娘の言い訳を
だまって許した優しさが
重荷になったのだろう

生きることに疲れたなんて
おもむろに一席ぶった奴が
ママにからかわれてる
カウンター
僕はと言えば
未練を未だに絶ち切れず
恋の思い出など練り混ぜて
心のキャンバスに
ニンフのような
彼女の姿描いています

「あなたの好きな
優しさなんか
私はなくした女です」
そんなあの娘の言い訳を
だまって許した優しさが
重荷になったのだろう

人気の新着歌詞

トワイライト – 相曽晴日

恋が微笑で始まり別れまぎわでは泣いている涙ひとつぶ 見せた後恋などしないと誓いますトワイライトの色は時々悲しいけど歩きはじめる今のあなたと同じトワイライトの色は

金糸雀色の風 – 相曽晴日

ゴンドラ揺れる市場では旅商人(キャラバン)のざわめき聞こえる重なる食器がいつしかリズムをとって 金糸雀の風をはこぶあの人の影に追われることなく自由きままなあの娘

海が見たくて – 相曽晴日

バスを降りると 潮の香りがする名前も読めない 錆びた船たち倉庫の屋根をかすめ飛ぶように 銀の翼人混みから逃げてひとりぼっちで泣きたかった淋しさを 埋めに来たよ 

時の彼方 – 相曽晴日

どんな言葉に綴ってみても1つ足りないパズル秋は感じやすく 信じ合えても 翳り感じてどんな瞳で語ってみても伝えきれない 切なさつくり笑いみせて 鏡離れるほんのとま

苺のかぜ – 相曽晴日

苺のかぜが吹く頃に お花畑のすぐそばで女同士で話したね 夢の破片(かけら)をぶつけ合い一番最初の恋には 軽くさよならしたくせに夜を明かして泣いたでしょ あなたの

舞 – 相曽晴日

許されぬ愛だから魅かれてゆくのだと言ったあなたの声が今も胸に逃げ出すことばかり考えていたわ忘れてほしいとさえ言えないまま優しさがどれ程頼りないものなのか今になっ

窓辺のプリズム – 相曽晴日

いつもの Cafe(ばしょ)で待つ 窓の向こうはSUNSETプリズムを手にかざして見ていた彼女も連れて来たと 少し照れてるあなた私は笑うしかないだって 好きなの

遠景 – 相曽晴日

寂れた灯台 小舟の影は眠る岩影にさえ身を寄せ合う 置き去られた静けさが夢の後うつろう季節 ふいの風は気まぐれ私の髪があなたの肩先にふれるの気がつけば深く確かに愛

男と女で – 相曽晴日

男と女なのね沈黙を守れば遠くに聞こえる ざわめきけだるく薄れて……Je taime 雨上がりのJe taime 海岸線今になってきいてくるの注ぎすぎたワイン……

哀しみのトワイライトゾーン – 相曽晴日

哀しみのトワイライトゾーン都会の横顔すみれ色の朝もやがたちこめてる寒い朝雨が降っているのにまぶしくて あなたがよく見えない昨日までの想いはタベのどしゃぶりに流さ

Back to top button