光が溢れる
天国のような午後に
風に舞う約束手形
こころがぜんぶ凍結してしまったんだ
真っ白な氷のうえ
ただ単に
薪を燃やすだけ
ただ単に
土を舐めるだけ
電卓と饂飩を高く掲げて
氷のうえを
進んで行くんだ
真直ぐに光のなかを
進んで行くんだ
無職なんだ私は 泥だらけ
無職なんだ私は 飯粒だらけ いつも
紙きれが舞うなかを真直ぐに
ししゃもを高く高く 掲げて
だから本当の事実を教えよう
駅で見た最低の人達に
ライブハウスで見た最低のミュージシャンに
満員電車のなかの最低の私自身に
氷のなかから十手をかざして
救助求めて声を上げたんだ
この瞬間
この瞬間
この瞬間
偉大なものが
この瞬間
この瞬間
この瞬間
偉大なものが
この瞬間
この瞬間
この瞬間
偉大なものが
この瞬間
この瞬間
この瞬間
訪れたんだ
この瞬間
この瞬間
狂っているのだ花一輪を抱いて光っているのだ地面に半ば埋まって狂っているのだ不安定な位置で光っているのだあさましい姿で花一輪をおまえは抱いていのちの限りにおまえは
モータープールで俺は見つけた夏服のなかのひとのいのちおまえひとりでそんなところにおまえいたのか大間違いだ写真を撮るんだ記念写真をそして仲間と飲みにいくんだしかし
心をミュートして四箇所に花を撒き散らすために光はもっとあるべきだガラスの動物園で俺は気が狂ってしまったりんごのかけらが背中を走っているのだだから光がもっとここに
不義や無道が行われている麦ライス・湯ベイビーヒューマン無義無義無義無義無義無義無義無義無義麦ライス・湯ベイビーヒューマン麦や葡萄が栽培されているしかし同時に不義
真昼 スタートの合図ゴングシェルターで俺らドレスアップ泣きながら食物を乞い歩いてぶつかり歩く人々舌が争い骨が枯れ野菜がみるみるしおれるぞぉんアイドル儀式の最中プ
キーオ もういいんだキーオ あなたはもういいんだあなたは作りかけの教会の前で腕組みをして洟をたらしていればいいんだ キーオみっともない真似はやめろ キーオしっか