片岡鶴太郎

夢の背中 – 片岡鶴太郎

いつしか ここまで
歩いて来たのか
知らない間に
夕陽が沈むよ

道に咲いた花
愛でることもなく
先を急ぎ続けた

夢の背中を追いかけながら
俺は1人旅する
馬鹿な男とわかっていても
休むことなく あれから
遠い山の向こう 目指して来た
風に吹かれるままに

愛しき者たち
途中で残して
来る日も来る日も
ひたすら歩いた

巡る季節さえ
気づくこともなく
歳を重ね続けた

夢の背中はただの幻
触れてしまえば 消える
きっと どこかで見逃していた
もっと 大事なしあわせ
何を置き忘れて来たのだろう
風が冷たくなった

夢の背中を追いかけながら
俺は1人旅する
馬鹿な男とわかっていても
休むことなく あれから
遠い山の向こう 目指して来た
風に吹かれるままに

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