生きてゆくのが 下手なのは
あなたが優しい ひとだから
いいことばかりじゃ ないけれど
欠けても満ちます 満月は
明日が見えない 淋しい夜は
こころ温める ぬくもり酒を
つらい昔は 忘れたと
いつでも母さん わらってた
いいことばかりじゃ ないけれど
雨のち晴れます 人生は
呑めない私も ひとくち呑んで
夢を酔わせる ぬくもり酒よ
きっと明日はいい日だと
信じて今夜の 酒を呑む
いいことばかりじゃ ないけれど
いつかは花咲く 春が来る
こころが寒くて 泣きたい夜は
あなた呑みましょ ぬくもり酒を
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夢という名の 嘘があることあなたに出逢って 知りましたはかなく舞い散る 雪でさえあなたと見れば 花ふぶき雪に埋もれた 三春の桜千年前から 誰を待つ春になるまで
千年前から 好きでしたいのちを繋げて 逢いに来たそれが嘘だと 言うのなら真実なんて 何処にもないの京都伏見の 千本鳥居時空(とき)の狭間に 迷い込みますか二つに
今夜で最後と 言うのならどうか酔わせて くださいな惚れた男と のむ酒はあつい吐息が あつい吐息がはらはらはらと 舞い落ちて夢を染めます 紅の酒傷痕ひとつも 残せ
鍵をあければ そこはふたりになれる 楽園言葉にするのも もどかしく愛に おぼれた部屋その優しさがもう もう苦しいの求めても 求めても指は闇を つかむだけでいつか
会津平野が 窓に広がる北へ向って 列車は走るのあなたの 住んでいる 町を訪ねて みたくなり磐越西線に 乗ってひとりで 旅に出たあの人の町なら わたしにもふるさと
あなたの夢が 私の夢です花を咲かせて ほしいから胸に木枯らし 吹くときも春が来るよと わらいますつくしんぼ つくしんぼあなたにあなたに 尽くしんぼお酒を飲めば
女のこころは 海に似て恋しさ憎さ 寄せ返す不知火は もえる不知火は胸の炎よ 誘い火よ逢いに 逢いに来なけりゃ 忘れるとあなた 呼びます 不知火情歌男のこころは
泣いてるような 風の音いいえわたしの 吐息ですもしもあなたが 望むなら観音様にも 夜叉にでも真冬の蝶にも なれるのに雪の灯籠 夢うつつ炎にとけぬ 雪のよう愛を守
あなたの苦労は 何だったのと微笑む顔に 黙って訊(き)いたひだまり 縁側 かぼそい肩が小さく細く 震えてた叱られて 叱られて泣いた軒先 日が暮れて心細さに 振り
あんな男なんてさ とうに忘れたわよ強がりばかり呑む酒に むせて泣いている泣いている 泣いているそりゃひどい話さ ポイと捨てるなんてさ人の不幸は蜜の味 酒の肴だよ
あなたが座ってた 白い椅子に知らずに今日も 話しかけている雨に悪気はない 花に罪はないまして命に 永遠はない花に降る雨よ 止まずにいてねあなたと私が寄り添うよう
北のさびれた 港宿遠く漁火 ゆれてるお酒並べて 泣いてます二度ともどらぬ 時間にあなたのやさしい 胸に抱かれ愛された熱い女のよろこびは夏の日の 恋の蜃気楼ひとり
あなたの指に もてあそばれていちずに歌う ピアノのようにやさしくされるほど愛を女は 信じてしまう罪な花でも 花は花わたし、夜咲く 酔芙蓉哀しみ ホロリ ホロホロ
船がゆっくり 岬をまわる汽笛あとひく 西帰浦(ソギポ)の港こんなにあなたを すきなのにわたしひとりを おいてゆくトラワヨ トラワヨカッチ イッケ ヘジュセヨ頬に
心もからだも 闇に溶けふたりで踊った 坂の町越えてはいけない 恋でした八尾しぐれは 情けのしぐれ風に胡弓が すゝり泣く夢か現実(うつつ)か 雪洞(ぼんぼり)の灯
華やかで楽しげで 薄情なこの都会(まち)はもがくほど深くなる 底なしの海だった夢に流され… どんぶらこ恋に溺れて… どんぶらこ舵をなくした 迷い舟今じゃ帰れぬ
雪は溶けても 花さえ咲かぬ津軽 中里 遠い春あなたの隣りで 御酌をしたい夫婦(めおと)だったら あたりまえ愛は命を 咲かす花じょんがら じょんがら 凍れるね津軽
涙じゃないよと 言いたいけれどこらえても こらえてもまつ毛がぬれる君より切ない この俺(おれ)なのさだから笑顔が ほしいのにさよならが さよならが霧にむせぶ夜逢
紅葉終われば 冬便り空から雪虫 降りて来て熱く抱かれた 思い出も白い宗谷に 消えてゆくああ 恋を失くした 女がひとり心凍えて 汽車に乗る愛したことが 罪ですか…
寝息をたてる あなたの背中見えない海が 横たわる波間に浮かぶ わたしは小舟明日のゆくえ どこですかたとえ幸せ 薄くても禁じられても 恋は恋うねる運命(さだめ)の