えゝい儘よ 恥ぢも棄て去らむ
あんた程の 男(をとこ)等居らぬ
燃盛る様 爪 熔(と)けにけり
あんただけは 奪はれたくない
お願ひ 何處にも行かないでよ
ねえ 後生だから傍に置いてよ
えゝい儘よ 髪 伸びにけり
あんた故の 乙女心(をとめごころ)さ
如何でも宜し 詰まる処は
あんたの眼で 奪はれたのさ
お願ひ 誰にも云はないでよ
ねえ 後生だから秘密にしてよ
どんな科白の効力に参つたつもりも無いわ
女の私を信じたきや黙つて「ついて」来い
えゝい儘よ 廻り諄(くど)いぞなもし
こんなことにまう 口は使わぬ
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頭が有れば要は簡単に片付いて子供と呼べば汚されないで済むのさ僕に少しの光合成 君に似合ふ遺伝子をヒトは仕様の無いことが好きなのだらう「嘘ヲ吐クナヨ」泣いたら何だ
赤飯を炊いて御祝いをせんで寧(むし)ろ汚(よご)して遠のいて行って肯定派呼んで毎回騒いで仲介企業と接待の祭典「いいえ わたしは秀麗ばいそりゃ ちかっぱ端麗たい真
片方のポケットに夢を誂う夕暮よ町の灯が空々しくてため息を誘う幼い日に憧れた全ては掴んでると説き伏せる胸を盗んで木枯が往くこんなはずじゃなかったこの人生いったい何
小さく丸めた躯は今かなしみ隠し震えて命を表しているのね重く濡らした瞼は今よろこび映す日の為心を育てているのねかじかむ指ひろげて風に揺れ雨に晒され遥か空へ身を預け
その眼差しがほら雲を動かし鼻唄は今陽を照らさせる貴方さえ居なきゃこの深くて大きい孤独と欠落は嗚呼‥知らずに済んだNu part pas!!Car Je t'ai
どうして 歴史の上に 言葉が生まれたのか太陽 酸素 海 風もう充分だった筈でしょう淋しいのはお互い様で正しく舐め合う傷は誰も何も 咎められない紐 解いて 生命に
本当のしあわせを 探したときに愛し愛されたいと考えるようになりました。そして、あたしは君の強さも隠しがちな弱さも汲んで、時の流れと空の色に何も望みはしない様に素
氣持ちは晴れ 身体も未だ自由が利く眼に映る良さ 映らぬ善さ隣の芝 青く見えたら出来るだけ睡(ねむ)るのさ肌を包むガーゼは白い嘘 甘い羂(わな)自ら裏切るなら楽を
毎日襲来する強敵電話のベル追っては平穏なる感度を欲するのさ高速 渋滞とは云っても低速だろう真理と相反する条理に従服姿勢何も良いと思えない余り憤慨もしない今日は何
橙色は止まらない黄色を探して乗り込めお前はきっとナイフを使う僕に恐怖を覚える蔑んでくれ僕は何処迄も真摯なのだ“至って普通さ”いま群れ為す背中お前が僕よりイッちゃ
頬を刺す朝の山手通り煙草の空き箱を捨てる今日もまた足の踏み場は無い小部屋が孤独を甘やかす「不穏な悲鳴を愛さないで未来等 見ないで確信出来る 現在(いま)だけ 重
新宿のカメラ屋さんの階段を降りた茶店はジッポの油とクリーム あんたの台詞が香った云ったでしょ?「俺を殺して」今日は特別に笑ってばかりのあたしは丁度さっき一度夢で
あなたはすぐに写真を撮りたがるあたしは何時も其れを厭がるのだって写真になっちゃえば あたしが古くなるじゃないあなたはすぐに絶対などと云うあたしは何時も其れを厭が
洗い立ての黒い髪が馨(カヲ)って今にも飛んで行きそうカシス色に染まった爪潤んだ二人の粘膜みたい悪いけれど葡萄酒(ワイン)ならば自分の口唇ダイレクトでグラスよりも
おばかさんなの私あの日別れた人今夜もまた逢えそな気がしてひとり待つ待つ 銀座よ悪い人でもいいのつらくされてもいい愛してもう一度 私を霧に泣く泣く 赤坂夢で終わっ
you say I betray youthat I'm always changingwhen all I really dois not stay true
報酬は入社後並行線で東京は愛せど何も無い リッケン620頂戴 19万も持って居ない 御茶の水マーシャルの匂いで飛んじゃって大変さ 毎晩絶頂に達して居るだけラット
now I'm seventeenmy school is in the countrystudents wear trainersread the same
あの日飛び出した 此の街と君が正しかったのにね 不愉快な笑みを向け 長い沈黙の後 態度を更に悪くしたら冷たいアスファルトに額を擦らせて 期待はずれのあたしを攻め
何時もの交差点で 彼は頬にキスする また約束もなく 今日が海の彼方に沈むヘッドフォンを耳に充てる アイルランドの少女が歌う夕暮れには切な過ぎる 涙を誘い出してい