桐山純一

さすらい一献 – 桐山純一

夕焼け小焼けの 空に見とれて
坂道下ったら 懐かしい景色
旅にさすらい 探す面影
酒におまえの 行方きいてみたけど
何も答えずに 風がふくだけ

凍える指先 息を吹きかけ
俺の手あたためた しぐさが浮かぶ
どこにいるのか 一目会いたい
たったひとりの 俺が惚れたおまえも
同じ空の下 何を夢見る

どこまで続くか 地図のない人生(みち)
ときには振り返り ため息ひとつ
胸のすきまに 地酒流せば
旅のどこかで 巡り会える気がする
生きてさえいれば いつか会えるさ

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あれからまた冬隣 – 桐山純一

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