東野純直
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決心 – 東野純直
「そろそろ帰る」とドアに手を伸ばす 君をとめた喧嘩や現実(いま)を 乗り越えて 答えを切り出す ここまで伸びてきた道 今日から創る毎日明日を確かめてみないかい…‥ あの鐘を鳴らす日は 晴れるといいねドレスが溶けるくらい君の優しさや ずるさも全部荷造りをしたら 二人で暮らそう 傷つかないように本当の愛が探せるなら出会えたとしても 二人になれなかった 寂しさや痛みも夢も 与え合う勇気でつないでく歩いて…
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Fence(N.Y.Version) – 東野純直
最終の深夜バス見送って歩き出す 肩をあずける君 街並みのざわめきをすり抜けて 理由(わけ)もなく青春(いま)をふざけあってみる ガラスの恋 つかまらないTAXI 春に酔う君いつまでもどこまでも このままでいい 求めれば離れてく 夢はリフレイン傷でいやせる傷もある止めどない涙は 若さのせい明日をさえぎるFenceを飛び越えて君と確かめてみたい 答えの果てを 「愛してる キスしてよ」君が言う「見られて…
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LINE – 東野純直
今まで信じてきた 気持ちさえ 邪魔になりそうな夜はみんなと朝まで歌った ばれないように切なさを抱えながら 届きそうなゴールなら疑え見えないほどのゴールなら信じろ 誰にだって 絶対失くせない夢は夢で光ってるあとどれくらい走ればいいのかなんてほんの少し ほんの少し弱気にもなる風は背中押すように二人のために 額入りの絵よりもっと 大切な落書きだってある こんなにも理想と現実が遠すぎて嫌になる事もあるよね…
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Refrain – 東野純直
男と女の友情 もしもあるのなら元気かと気軽に君に 電話でもするのに 肩にもたれ掛かって ずっと甘えていたそのぬくもりだけが 消せなくて いま また逢えても 同じ傷を重ねるだけなのかな強く 抱きしめても つらくさせるだけだよね君の心は今 誰といるんだろう 何度 繰り返すのだろうなんで恋するんだろう 君を忘れたんだと 思い込んでる自分に嘘をついていただけ 新しい恋で 癒えると思ってたけどちがう恋をただ…
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Virtual – 東野純直
TVでは 今日も悲しいニュース まき散らしてる誰かとつながってるんだって 確かめたいよ 未来のない未来が 僕らを街に運ぶんだそんな今を切り取って 安心してるだけ 誰かを 求めてさまようCallがいつも飛び交うこの街は混雑してる路地に座り込み 他愛のない話してる行く当てなんて まるでないよ帰る場所なんて もっとワカンナイ仮想空間に浮かんでる地上すれすれに浮かんでる 誰かにたどり着けた 瞬間に夢見たり…
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Yellow Rose – 東野純直
この部屋の欠片で 色褪せないものテレビの右に掛けた 静かに眠るFlower あの日を閉じ込めたままこの恋もそのまま…‥ 解りすぎたシステムに 冷めていたんだけど枯れ始めてた心の真ん中で 君が咲いてた 昨日までの灰色のこの街が色付いたんだ 眩しいほど Rose 時を止めてよ痛みは全部かぶるからRose 壊れないようにそこに居て そこに居て Yellow Rose Rose 時を止めてよ痛みは全部かぶ…
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君が気付かないように – 東野純直
食事をしてた店の中で 流れてる曲(うた)じっと聞いている君は 不思議そうな顔をして 「もう大丈夫になってる」そんな事つぶやいたきっとその曲(うた)聞いてたんだね 大事だった人と もっと忘れさせたい 抱きしめたい新しい二人の歌を探そうそんな痛み 癒したいよ君が気付かないように無理をしなくてもいい その思い出ごと誰よりも君を感じていたいから少しずつ 俺を見つめて今すぐじゃなくていいから ただ当てもなく…
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履き潰したシューズ – 東野純直
履き潰したこのシューズを 捨てられきれずにいたいろんな想いを重ねて 流されないように歩いてた一つのことしか見えなくて 損する事もあったけど思いきり前を向いて ここまで来た 欲望や 挫折が 溢れてるこの街頼りは 自分と 分かってるつもりなんだ たまには自分疑ったり 時には人傷つけたりなんだか弱いもんだな全ては包めないけど このシューズで歩いてみる不器用なままでいい どんな事探してるの 焦りだけ走って…
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Pass to Tomorrow – 東野純直
このままで このままで このままで抱えきれない 痛みもそのままで一秒毎に変わってゆく明日へのPASS 手に入れたい まるで歯車のように 時間すり減らして青く崩れてく空へ この手伸ばしてる 悩んでも駄目で 吐き捨てても無理なら漂うように 歩いてみる 分かってる 分かってる 分かってても動けずに 足跡だけ消えてゆく道行く人を 眺めているそんな夜が過ぎて行く 数えきれないよ どれだけの昨日を置き去りにし…
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生活 現実 なにより情熱 – 東野純直
彼女の素振りが なんか気になる この頃約束も急に「ごめんね」が 続いてるし 携帯の向こう側なんか気にしてないふりが すでにジェラシー隠せてないよね かっこ悪いほど 信じてみようかだめならだめで 傷ついてみようか胸が騒いでる 君へ急いでるSAY! LOVE!「大丈夫」だって 聞かせてよ 彼女と知らない男が歩いていたよ真剣(マジ)な顔して見つめあってるなんて 彼女の友達 泣かせたソイツをじっとにらんで…