杉田二郎
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千鳥足 – 杉田二郎
雨がシトシト 降り出すこんな夜は一人で飲みたい 酒がある愛した女の ゆく末が噂で届けば 辛すぎてホーイホイ ホーイホイホーイホイ ホーイホイ千鳥足 窓に小雪の 舞い散る寒い夜は一人で酔いたい 酒もあるふるさと夕焼け おふくろにごめんと心で つぶやけばホーイホイ ホーイホイホーイホイ ホーイホイ千鳥足 死んだら終わりが 口ぐせのあいつは急いで 星になりホーイホイ ホーイホイホーイホイ ホーイホイ千鳥…
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結婚記念の日 – 杉田二郎
同じ屋根の下に 暮らしはじめてただ未来に向かって 季節を重ねふり返ることも 忘れて来たが 子育てと仕事に 夢中になってゆっくり話し合う ひまもないうちに暦はめぐりゆき 今日を迎えた 父さん 母さん おめでとうだから いつまでも 仲良くねと子供たちに 祝ってもらった今日は 結婚記念の日 照れ臭く… そして… 嬉しい… 語り忘れていた 未来を探しこれからも二人で かけがえのない我家の物語 紡いでいこう…
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こころの炎(Somewhere Out There) – 杉田二郎
夜明けは夢を集め涙を集め 繰り返して 時代の砂漠に又天使が降りて 誰かと出逢う 億千から人間は選ばれて同じ火で身体を暖める 愛し合う二人を見て宇宙(そら)は長い夜と雨で試してた こころに揺れる炎二人の手を重ねて燃え続く 廻り逢える愛の奇蹟さえ疑って傷つけ合っていた 永遠に信じ合える日々が限りある時間と知った今 こころに揺れる炎二人の手を重ねて燃え続く 人気の新着歌詞 ふりむけば愛 – …
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旅立つ女 – 杉田二郎
悲しい時に歌える唄が私は今、欲しいの旅立つ女(ひと)の後姿が涙に霞んで見える 今日まで好きと言えずに過ごしてしまったことが悲しいの 別れの夜がこんなに辛いものとは知らなかったのいつでも側にいてくれたから気がつかなかった私 どうしてもっと素直に優しい人の言葉を聞けなかった 私は書くの長い手紙を気のすむまで書きたいの初めて書いた愛の言葉に幼い涙が落ちる わがままばかり言ってた私のことが今では恥ずかしい…
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涙の河 – 杉田二郎
夢にはぐれて つまずいて人ははじめて 愛に気付く淋しさが打ち寄せる日はひとり旅するもいいさ きっとめぐり逢えるさ やすらぎに涙の河を越えたならきっと寄り添える人がいる涙の河を越えたなら 雨に打たれて 咲く花が何も云わずに 話しかけるささやかな 一日だけどそこに しあわせがあると 愛を信じて 傷ついて人の痛みを 分かち合える切なさが教えてくれる別の生き方もあると きっとたどり着けるさ しあわせに涙の…
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島 – 杉田二郎
色が変わった この海の色が光まぶしく 燃える青に約束どおり もう一度来たさ気ままな僕に 戻したくて あの日あなたが 教えてくれた島の心は「出会えば兄弟(イチャリバチョーデー)」もうすぐ会える なつかしい笑顔島の夕陽に 頬を染めたい 風もやさしい おだやかな島の痛み背おった 浜辺にたてば迷える小鳥 飛び立てなくてもゆうなの花 静かに見守る あの日あなたが 教えてくれた島の心は「肝苦りさ(チムグリサ)…
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公園の手品師 – 杉田二郎
鳩がとびたつ公園の銀杏は手品師 老いたピエロ薄れ日に微笑みながら季節の歌を ララランラララン ラララン‥‥唄っているよ貸してあげよか アコーディオン銀杏は手品師 老いたピエロ 雲が流れる公園の銀杏は手品師 老いたピエロ口上は云わないけれどなれた手つきで ララランラララン ラララン‥‥カードを撒(ま)くよ秋がゆくんだ 冬が来る銀杏は手品師 老いたピエロ 風が冷たい公園の銀杏は手品師 老いたピエロ何も…
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歌うたい – 杉田二郎
どうせ俺なんか ちっぽけな星なんだよきらきらと光ってみても 誰も見てくれぬどうせ俺なんか なぐさみもののミュージシャン七色のスポットライト 似合いはしない 好きなのでしょうね こんな生き方が考えてみりゃこのほかにもやることがあるけどよごれたスニーカーみがいて ステージへ今夜も君がきっと 待っているから どうせ俺なんか なぐさみものの歌うたいのどから血が出るまで 歌ってやるけどお客はひとりでも 熱い…
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海 – 杉田二郎
この海は話しかける まるで女のように白い波が押し寄せると抱き合う事さえ出来る 水平線に別れた人の顔がカモメのように集る 死にたいとさけぶと海は言うだろう生きていてほしいと殺したいほどに憎らしいときはぶつけなさい私に 夜明け前に飛び込んで泳ぎつづけて待てばやがて世界が音をたてて希望の色で染まる 私のからだ波に運ばれ赤子のように生まれかわるよ 死にたいとさけぶと海は言うだろう生きていてほしいと殺したい…
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心に勇気を – 杉田二郎
この世界に疲れはて生きる意味を失くしても君ははげましてくれる いつも強く僕を愛のまなざしが 乾いた胸を今日もいやしてくれる心に勇気を生きてく勇気を くれる君よ君の愛がある限り 僕は生きてゆける この地上をのがれたいそんな日暮れ来た時も君のうたごえを聞けば 僕の悩み晴れる明日に行く道が 見えない時も君と二人で探そう心に勇気を生きてく勇気を くれる君よ君の愛がある限り 僕は生きてゆける 明日に行く道が…