朝倉由美子

  • なにわ恋女房 – 朝倉由美子

    貧乏ぐらしが 何やと笑い花も盛りの 着たきりスズメほほえみを絶やさずに あんたは天下を取る人やいつも励まして くれる奴わいの女房は わいの女房はのろけ話じゃないけれど 日本一や通天閣や なにわ恋女房 金のわらじで 探してみても他にゃおらんで 二人といない愚痴ひとつこぼさずに あんたが天下を取るまでとポンと胸たたく いじらしさそんな女房の そんな女房のうしろ姿に手を合わす ごめんな堪忍やしばしの辛抱…

  • 信濃川哀歌 – 朝倉由美子

    湯けむりの 宿を抜け出して泣きにきた せせらぎのほとり悲しみの影を重ねた 信濃川せめて も一度 あの人のああ 胸で泣きたい 思い出が 残る恋文を手にとれば こぼれ散る涙束の間の夢を浮かべて 信濃川風に流れる 木の葉舟ああ 月にうるんで 夢ひとつ 一夜腕まくら温もりに 包まれていたい流れゆく音に揺られて 信濃川遠く離れた 人だけどああ 今も恋しい 人気の新着歌詞 愛の時間 – 朝倉由美子…

  • 片貝海岸 – 朝倉由美子

    あの人は此処に いないけど都会の白い 太陽に押し戻されて きっと来る九十九里浜 愛の街海の青さに 染められてわたしの恋が 待ってます 片貝海岸 白ちどり天まで跳べよ 海人の瞳に朝が 晴れ渡る九十九里町 そよぐ波遠い思い出 もう一度幸せの鐘 鳴らしたい 故郷はいつも あたたかい離れていても 潮騒が夜ごとの夢に 添い寝する九十九里浜 星の街祭り終えても この町でわたしの明日を 咲かせてね 人気の新着歌…

  • 明日も愛して – 朝倉由美子

    あなたと出会ったあの日から二人の愛が始まったいつもあなたは やさしくしてくれたそう、あなたは私だけのものあなたの瞳はキラキラと私の心を虜にする これが、私とあなたの永遠のちかいそれとも、ただの気休めあなたを信じて歩いていける強い女になりたいと誓った日から明日も私を信じてくれますかねえ、あなた、ずっと私を愛してくれますか あなたと暮らしたあの日から二人の愛が始まったあなたは「お前だけ」と言ってくれた…

  • むさし野恋唄 – 朝倉由美子

    小さな冬の 陽だまりで春を待ってる 福寿草ついておいでと 上水小橋(じょうすいこばし)優しい指に すがりつく乱されて ああ… このまま乱されて燃えて むさし野 恋の道 二人で ずっと 寄り添って夢のほとりを 歩きたい指をからめて ふれあい橋を渡れば春が 見えますか流されて ああ… このまま流されてほろり むさし野 なみだ道 むすんだ指の ぬくもりもきっと いつかは 消えてゆく茜 暮れゆく 九道(く…

  • 笹舟情歌 – 朝倉由美子

    笹の青さを うつした川の流れせつない 瀬音の宿よ辛くても 辛くてもあなたの傍(そば)で 生きたいすがる岸辺を ゆれゆく笹の舟 慕(おも)い重ねた 愛しさ乗せてそっと浮かべる 笹舟いずこひと雫(しずく) ひと雫(しずく)涙をのこして 夢を追えば川面に 寄り添う水の鳥 葦(あし)の葉かげに しのんだ舟でこころよせ合う ふたつの影よいつまでも いつまでもあなたと命の 限り明日へ流れる ふたりの笹の舟 人…

  • 好きやねん – 朝倉由美子

    たった二合の お酒でも酔わな話せん こともある赤恥しのんで一度だけ 言うたるわ「うちあんたのこと すきやねん」あんまり気にせんでも ええけどなしょぼ降る小雨の 法善寺街が言わせた 台詞かも アホだケチだの よう言うわけなしは愛情の 裏返しあんたもわたしをひょっとして 好きなんか「あんたのテレてるのが 可愛いわ」そないにあきれたような 顔しいなごちゃつく横丁 居酒屋で夫婦善哉 できるかも 酒を飲んだ…

  • 枯れ葉の街 – 朝倉由美子

    枯れ葉散る 秋の日は吹く風も冷たく空を駆ける雁の群れは なぜこの瞳(め)に残るの過ぎ去った想い出は もう二度と帰らずわたしはひとり あなたの影をああ 夕陽に見るわ愛が散る 夢が散る 私が散ってもこの指があの人の 口唇を忘れない この街を出て行こう 想い出を残して冬が来ればこの体も もっと冷たくなるから運命は残酷ね 人生のピリオド突然消えた まぼろしの恋散る枯れ葉ひとひら愛が散る 夢が散る 私が散っ…

  • 行っちまいな! – 朝倉由美子

    いいよ気にせず 消えてゆきなよ別れの予感は 感じていたわサヨナラなんて 慣っこだから哀しみだまして 生きてゆけるわ優しげな言葉など 罪つくりだからさ行っちまいな 捨てっちまいながらくたみたいに まとめてさ行っちまいな 消えっちまいな涙であんたが 見えないうちに そうね恋など 淡い幻気まぐれ心を かすっただけねお酒と歌と 想い出あればつらさもかわして 生きてゆけるわどしゃ降りになりそうな 空模様だか…

  • 望郷切々 – 朝倉由美子

    声をかけたら 振りむきそうなそんな気がする 島影が歯舞 色丹 エトロフ 国後と肩を寄せ合う 兄弟島は父の母の そしてふる里なのに海が明けても 帰れないアァ つらいね 海が荒れたら 海猫さえも息をひそめる 北の果て歯舞 色丹 エトロフ 国後に今も咲いてか ハマリンドウは父の母の そしてふる里だからつれて一度は 帰りたいアァ つらいね 背のびしながら あの島影を何度見たやら 泣いたやら歯舞 色丹 エト…

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