新川めぐみ
-
銀座舟歌 – 新川めぐみ
並木通りに 灯がともるまるでこの街 光の河ねルージュの色で 隠すのは褪せたくちびる 寒い胸流れ流され どんぶらこ あなたが遠い銀座舟歌 どんぶらこ 明日(あした)が遠い いつかあなたが くれた花心躍った 金春(こんぱる)通り焦がれた夢も あの恋も欲しいものほど 逃げてゆく流れ流され どんぶらこ 岸辺が遠い銀座舟歌 どんぶらこ 明日が遠い お酒飲むのは 淋しがり夜の銀座は 涙の河ね私はここで 生きて…
-
哀しい口紅 – 新川めぐみ
女は涙で 綺麗になるのそれは誰かの 作り話ね哀しみ隠し ほほ笑むたびに化粧ばかりが 上手くなるばかね私 ずっと信じてた愛されてると ずっと信じてた泣いてごらんよ さみしいと赤い 赤い口紅 拭き取って こぼれていったわ 幸せなんてやっと笑顔に なれてきた頃凍てつく胸を お酒で溶かし今日も想い出 拾うのよばかね私 何を待ってるの捨てられたのに 何を待ってるの泣いてごらんよ 思いきり赤い 赤い口紅 拭き…
-
さくら貝海岸 – 新川めぐみ
雪の砂浜 打ち寄せられた片方だけの さくら貝あなた亡くした 私と同じ涙に濡れて 凍えてるああ…逢いたい それでも逢いたい能登は日暮れて 波ばかり 海の向こうに 白山(はくさん)の峰(みね)ふたりで眺めた 遠い夏季節(とき)の流れは 哀しみ埋め恋しさばかり 募らせるああ…逢いたい それでも逢いたい能登は風花 舞い落ちる ひとりたたずむ あなたの故郷(こきょう)寄せくる波音 さくら貝君の幸せ 祈ってい…
-
夜の海峡 – 新川めぐみ
女ひとりで暮らすには広いこの都会(まち) 寒すぎる夢が遠けりゃ なおさらに夢に破れりゃ なおさらに赤い灯 青い灯 虹色の海渡りきれない 夜の海峡 あの日神社で 願掛けた無垢な願いは どこへやら恋にすがって みたけれどすがりつく腕(て)を ほどかれる赤い灯 青い灯 虹色の海今日も溺れる 夜の海峡 雨にけむった 歌舞伎町つくり笑顔と ハイヒールみんな哀しい 魚たち泳ぎ疲れて 闇の果て赤い灯 青い灯 虹…
-
愛の機織り – 新川めぐみ
心に抱いた 夢のために固い契りの ささえがあれば迷うことなく 迷うことなく 生きられるあなたと私の 夢を紡(つむ)いで愛の機織る 二人の明日(あした)へ 何度も女の なみだを流しみんな忘れて なぐさめ合える強い絆の 強い絆の あたたかさあなたと私の 夢を紡いで愛の機織る 信じる明日へ 嵐にさまよう 鳥のようにもしもあなたに 出会えなければ今も淋しく 今も淋しく 生きたでしょうあなたと私の 夢を紡い…
-
三陸海岸 – 新川めぐみ
恋の破片(かけら)を ひと駅ごとに捨てて手さぐり 北の旅ここはみちのく 三陸海岸泣いてくもった 列車の窓に書いてまた消す さよならをあなた拾って くれますか… 寒さしのぎの コートもなくて旅の女と わかるでしょうここはみちのく 三陸海岸冬を惜しんで 降る名残り雪傷も癒せぬ この胸に積もらないでね これ以上… 地図を一枚 まためくるたび今日もあなたが 遠くなるここはみちのく 三陸海岸恋の切符は 片道…
-
夕陽川 – 新川めぐみ
茜に染まる 川波を見とれてひとり 立ちつくすやさしさばかり 夢ばかり残してあなたは どうしてますか涙があふれる 夕陽川 忘れることも 出来ないで月日は流れ 過ぎましたあこがればかり 面影(かげ)ばかり残してあなたは どうしてますか逢いたい 逢えない 夕陽川 幸せですか 噂でも聞きたい心 つのります思い出ばかり 愛ばかり残してあなたは どうしてますか別れて恋しい 夕陽川 人気の新着歌詞 恋残月 …
-
雪の幻想曲 – 新川めぐみ
女の胸に 舞い降りるはかなさは美しい 雪の幻想曲(ファンタジー)遠ざかる 遠ざかる あの人を追うことは 追うことは やめましょう眠りたくても眠れない 夜の哀しみ 運命に負けた 恋ごころ思い出は走馬灯 雪の幻想曲(ファンタジー)責めないわ 責めないわ あの人を泣くことは 泣くことは やめましょう私ひとりのわがままと 今は想うの 女の夜に 降りしきる面影もやさしさも 雪の幻想曲(ファンタジー)何もかも…
-
待ちわびて – 新川めぐみ
逢えない夜の 淋しさつらさ誰にも言えない 話せない待ちわびて 待ちわびて せつなくて心細さに 負けそうで涙があふれる あなたが恋しい あなたの澄んだ やさしい瞳私のあこがれ その瞳哀しくて 哀しくて むなしくて柱時計を 見上げてはどうしていますか 私は淋しい 女の胸に 灯りをともしそのまま遠くへ 行った人愛しても 愛しても 恋してもひとり芝居よ 片想い私の命よ あなたに逢いたい 人気の新着歌詞 恋…
-
夢見るグラス – 新川めぐみ
愛していますと そのひとことをあなたに言えずに 月日は過ぎた濃い目の水割り 夢見るグラス別れの予感が 心を責めるむらさき色の灯りの下で 飲んでる私 あなたのほかには 愛せはしない私がひとりで 見た夢でした場末の居酒屋 止まり木グラスあなたは行くのね 運命(さだめ)の人生(みち)を遠くでそっと面影浮かべ 酔いたい私 あなたは明日(あした)の ある人だから女のわがまま お邪魔になるわたまには逢わせて …