山内惠介
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沁みる酒 – 山内惠介
肩肘ついて 飲むお酒胸に沁みます 淋しさが女ひとりの 頼りなさ捨てたつもりの 面影揺れる 寝床の中の 優しさはどうせ一夜(ひとよ)の 夢花火あんな男の どこがいい酔えばなおさら 逢いたさつのる 人の幸せ 妬(ねた)まない酔ってつぶやく ひとり言つくる笑顔の 裏側を涙しずくが こぼれて落ちる 人気の新着歌詞 シンガポールの夜は更けて – 山内惠介 プールサイドの ミモザの花が甘い吐息を …
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濡れた笹の葉 – 山内惠介
折角今夜は 七夕なのに雨が雨が 降りしきる…おまえと俺との 間さえへだてているよな 天の川逢えない二人 悲しい涙雨に混じって 濡れた笹の葉 おまえと初めて 出逢った夜は星が星が こぼれてた…重ねた情けの ぬくもりがあるから明日も はばたける心は一つ 結ばれている何があっても 離しはしない 木蔭にかくれて 鳴く虫の声風が風が 連れて来る…五色の短冊 手に取って逢えますようにと 書いているカササギ願い…
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あなたがいなければ – 山内惠介
もしもあなたが いなければ愛の意味さえ 知らないで咲かずに枯れた ゆりの花生まれるよりも 前からきっと待ち合わせして いたのでしょうね出会うべくして 出会うべくして 出会ったあなた もしもあなたが いなければはすに世間を 睨んでは愛も逆さに 叫んでたあふれる想いを 素直になって伝えることは 出来るでしょうか出会うべくして 出会うべくして 出会ったあなた もしもあなたが いなければ色の掠れた 人生は…
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尾張城下の泣かせ雨 – 山内惠介
伊吹おろしに 肩すぼめおまえ駆け寄る 広小路名古屋の冬は 寒いけどふたりで寄り添う 季節が好きと無邪気な顔が まぶたに浮かぶ尾張城下町 しのび雨 熱田神宮 おみくじを並び結んだ あれは夏名古屋の花は 百合の花浴衣の襟足 のぞかせながら恥じらう姿 白百合だった尾張城下町 花の雨 なんで幸せ 手放した錦ネオンの 交差点名古屋の夜は まぶしすぎトレンチコートの よく似た影が傷ある俺を 横切り行くよ尾張城…
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銭も少々 幸せ少々 – 山内惠介
昔からある この町は酸いも甘いも 包む町行くも帰るも 大阪の人の情けが 沁みる町一番星は 黄金色銭も少々 幸せ少々あかんことない 人生は にいちゃん会うたな こないだもおっちゃん 酔うとる間違うとる俺と会うたの 初めてや赤ら笑顔の コップ酒町を染めてく 茜色銭も少々 幸せ少々明日も晴れそな 恵美須町 あんな男は もうやめや髪を縛って 捨て煙草機嫌悪そや 言わんとこねえちゃんこんなん 何度目や空が泣…
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おおらい節 – 山内惠介
びいおおらい びいおおらい今日も世界は その背中何も言わずに 押しているから涙を拭いて 力を抜けば後ろ向きなら 後ろに進む前を向いたら 前へと進む びいおおらい びいおおらい心に夢を 掲げなよ空に輝く 太陽のように胸に仕舞った その悔しさも夢が低けりゃ 影は大きく夢が高けりゃ 小さくなるさ びいおおらい びいおおらい人は誰しも 初めての今日という日を 生きているなら上手くいく方が 不思議じゃないか…
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北の断崖 – 山内惠介
見下ろす断崖(きりぎし) 北岬潮風(かぜ)の痛さに また泣ける恋に未練の 悔しさつらさ命を捨てる 意地もない 嘘などつかぬと 言う嘘をついて私を 抱いた人男心の 優しさ狡(ずる)さあなたをなんで 憎めない 寝座(ねぐら)はあるのか 海鳥よ戻る胸さえ ない私恋に未練の 愚かさ弱さ明日(あした)を生きる 夢もない 人気の新着歌詞 シンガポールの夜は更けて – 山内惠介 プールサイドの ミモ…
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糸島富士 – 山内惠介
幼い頃から いつでも俺の傍(そば)ですべてを 見てた山石につまずき 転んだ時は泣くんじゃないぞ 立ち上がれ…音なき声で 勇気をくれた大事な俺の 糸島富士よ 糸島富士(かやさん)背中に 海沿い走る各駅停車の 筑肥(ちくひ)線未来(あす)を目指して 都会へ向かう不安が胸に よぎる俺…しっかりしろと 叱ってくれた見ていておくれ 糸島富士よ 故郷(ふるさと)遥(はる)かに 離れた街で共に生きてて くれる山…
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最後の嘘 – 山内惠介
僕が寝たふりしてる25時つま先立ててベッドを出てゆくキレイな笑顔のまま そっと息をするように嘘つけるひと Lies 信じたくない Lies 偽りだとはやさしい横顔 ずっと好きでいさせて ミステリー 君の嘘をトラジェディ 僕はいつもテリトリー 超えられないラ・ラ・ライ・ライ だから そのまま このまま 君がまたひとつ嘘をついた胸が締めつけられて痛くなるたまには嘘で返したいのに見つめられて許してしまう…
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舟唄 – 山内惠介
お酒はぬるめの 燗(かん)がいい肴(さかな)はあぶった イカでいい女は無口な ひとがいい灯りはぼんやり 灯(とも)りゃいいしみじみ飲めば しみじみと想い出だけが 行き過ぎる涙がポロリと こぼれたら歌いだすのさ 舟唄を 沖の鴎に深酒させてョいとしあの娘とョ 朝寝する ダンチョネ 店には飾りがないがいい窓から港が 見えりゃいいはやりの歌など なくていい時々霧笛が 鳴ればいいほろほろ飲めば ほろほろと心…