まるで焼けついた 線路を裸足で歩くようさ
銀の太陽が 容赦もせずに照りつける
君は少しずつ 無口になりはじめ
果てない砂漠に ふっとため息ついた
もうあとに戻れない 止まらずにゆくだけさ
だから君には無理だと 云った筈だぜ
決めた あの日に
ゆれる蜃気楼 からかうように ゆく手誘う
熱いハンドルが 生ぬるい夢をはねつけてる
気をとりなおして 俺に笑ってみろよ
素顔の君は やけにきれいに見える
もう 気取っていられない 我がままは生命(いのち)とり
冷たい水だけが 大事な今は
すべてが見えるさ
Ah… エンジンがどうやら先に あごを出した
上げたボンネット 汗は流れる絶え間なく
憂うつな俺に 急に気がついたのか
出逢った頃の 笑顔見せてくるよ
ねえ 意外な君がいる いつもとは別人さ
自慢の脚までが 砂まみれでも
文句さえ言わずに
Mu… 風の中 先を急ぐ旅 砂煙
のぞく双眼鏡 コンドル横切る 俺の上
コバルトの海が 突然目の前に
焦げたタイヤを 波がおしよせ洗う
もう 海へ駆けだして 何もかも脱ぎすてて
とびきりの表情で 手をふる君に
決めた この胸……
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