三山ひろし
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大阪みれん酒 – 三山ひろし
つめたい雨に 通天閣も泣いてるような あの夜やった夢を見たのは 私がわるい嘘は幸せ くれるから夜の大阪 雨が降るあなたが恋しいおんなのひとり酒 みれんな心 道頓堀に流してみても 流れていかんつくし足りない 私のせいね今夜ばかりは せめないで夜の大阪 雨がふるあなたをさがしておんなのなみだ酒 ひとりで生きる 新地の街は今日もふたりの 思いでばかりきっとさびしい おとことおんな二枚重なる ぬれ落ち葉夜…
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みちづれ – 三山ひろし
水にただよう 浮草におなじさだめと 指を指(さ)す言葉少なに 目をうるませて俺をみつめて うなずくおまえきめた きめた おまえとみちづれに 花の咲かない 浮草にいつか実のなる ときをまつ寒い夜ふけは お酒を買ってたまのおごりと はしゃぐ姿にきめた きめた おまえとみちづれに 根なし明日なし 浮草に月のしずくの やどるころ夢の中でも この手をもとめさぐりあてれば 小さな寝息きめた きめた おまえとみ…
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雲 – 三山ひろし
流れる雲に 生まれ変わり愛するひとに 逢いにゆく草原を越え 荒野を抜けてあの日誓った 約束の丘へ花よ咲け 命のかぎり鳥よ歌え 愛の唄をいとし君の 生きる今日が幸せで幸せで あふれますように 願いを込めた 花の種は荒地(あれち)に根付き 芽を吹かす哀しみに耐え ひかりを浴びて君の瞳を 鮮やかに染める風よ吹け 濡れた大地に月よ照らせ 時代(とき)の標(しるべ)めぐりめぐる 空の下が喜びで喜びで あふれ…
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雪椿 – 三山ひろし
やさしさと かいしょのなさが裏と表に ついているそんな男に 惚れたのだから私がその分 がんばりますと背をかがめて 微笑み返す花は越後の 花は越後の 雪椿 夢にみた 乙女の頃の玉の輿には 遠いけどまるで苦労を 楽しむように寝顔を誰にも 見せないあなた雪の谷間に 紅さす母の愛は越後の 愛は越後の 雪椿 つらくても がまんをすればきっと来ますよ 春の日が命なげすて 育ててくれたあなたの口癖 あなたの涙子…
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雪が降る – 三山ひろし
雪は降る あなたはこない雪は降る 重い心に むなしい夢 白い涙鳥は遊ぶ 夜は更ける あなたはこない いくら呼んでも白い雪が ただ降るばかり ラ ラララ… ム ムム… 雪は降る あなたの来ない夜雪は降る すべては消えた このかなしみ この淋しさ涙の夜 ひとりの夜 あなたはこない いくら呼んでも白い雪が ただ降るばかり白い雪が ただ降るばかり ラ ララ ラ… 人気の新着歌詞 恋のメキシカン・ロック &…
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浪曲子守唄 – 三山ひろし
逃げた女房にゃ 未練はないがお乳ほしがる この子が可愛い子守唄など にがてなおれだが馬鹿な男の 浪花節一ツ聞かそか ねんころり 「そりゃ……無学なこのおれを親にもつお前はふびんな奴さ泣くんじゃねえ 泣くんじゃねえよあんな薄情なおっ母さんを呼んでくれるなおい等も泣けるじゃねえかささ いゝ子だ ねんねしな」 土方渡世の おい等が賭けたたった一度の 恋だった赤いべべなど 買うてはやれぬが詫びる心の 浪花…
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もう一度逢いたい – 三山ひろし
あんな男と 言いながら今日も来ました 港町波のむこうはまた波ばかりの 片想いさよならも 聞こえない情なしの うつり気の 後影もう一度 逢いたい 泣けば鴎も まねをしてあなた呼んでる 別れ町うらむことさえ出来ない女の ほつれ髪咲いて散る 赤い花酔いどれて 泣きぬれて 追いかけてもう一度 逢いたい 夢は引き潮 想い出も潮風(かぜ)と逃げてく 出船町ブイの宿命(さだめ)か浮いては沈んで 流されて縋(すが…
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ブルー・シャトウ – 三山ひろし
森と 泉に かこまれて静かに眠るブルー ブルー ブルー・シャトウ あなたが 僕を 待っている暗くて 淋しいブルー ブルー ブルー・シャトウ きっとあなたは紅いバラのバラのかおりが苦しくて涙をそっと流すでしょう夜霧のガウンに包まれて静かに眠るブルー ブルー ブルー・シャトウブルー ブルー ブルー ブルー ブルー ブルーシャトウ きっとあなたは紅いバラのバラのかおりが苦しくて涙をそっと流すでしょう夜霧…
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道頓堀人情 – 三山ひろし
ふられたぐらいで 泣くのはあほや呑んで忘れろ 雨の夜は負けたらあかん 負けたらあかんで東京に冷めとない やさしい街や道頓堀(とんぼり)は未練捨てたら けじめをつけてきっぱりきょうから 浪花に生きるのさ くちびるかんでも きのうは過去やわかるやつには わかってる負けたらあかん 負けたらあかんで東京に冷めとない やさしい街や道頓堀(とんぼり)はでんと構えた 通天閣はどっこい生きてる 浪花のど根性 三吉…
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恋…情念 – 三山ひろし
あなたを手放す くらいならこの世を生きてく 価値がない闇に落とされ 灯りをさがしさまようことに なろうとも限りある いのち燃やしてあなたの胸に 咲いて枯れない 花になりたい あなたを疑う くらいなら心を捧げた 甲斐がない信じることを 迷いはしない石のつぶてを 受けようととこしえの 愛よはばたけあなたの胸に 生きてゆければ 何もいらない あなたを裏切る くらいならすべてを投げ出す 意味もない愛を引き…