ヒトリエ

  • Quadrilateral Vase – ヒトリエ

    消えない影、まぼろしのいろは機械仕掛けのトロイメライみたいなのさ 哀しくないみたい、鏡映しで泣いてるような、子供の声でそしたら思うのさ、雨降り、傘無し。聴かれちゃった?聴かれちゃうな 眩しくしないで欲しい眩しくしないで欲しい焼き付くんだ焼き付くんだ鮮やかなあなたが眩しくしないで欲しい眩しくしないで欲しい、のに遠ざかるくらいがいいそれが、それがいい 青白い肌、包み込むベロアこれで終わりなら洗いざらい…

  • ブルースプリングパンク – ヒトリエ

    アンプリファイアに火を灯すアンプリファイアに火を灯す空を駆けるティーンエイジャー喉がずっと渇いていた言葉足らずたちの箱庭 思えば僕は恋焦がれっぱなしだ さよなら、血まみれのデイジー真っ赤なノートの「」の中で、フィードバックして。あの娘に噛まれた喉笛、奪われた歌声 アンプリファイアが溶けていくアンプリファイアが溶けていくあの娘、耳を塞いでるあの娘、耳を塞いでる 数百ワットで掻き鳴らす数百ワットで掻き…

  • Shadowpray – ヒトリエ

    後悔 状態 未来 想像なんてつかない電線の行方情熱 才能 醜態 みんな許せない水滴が濁す心臓 愛情 由来 言語化はし難いゆりかごの跡能動 回転 現在 どうなったって良いじゃん心の隙間 触れないでまだ足りない、足りない、足りない、帰れない 着飾って 孤独と嘘を溶かしても物語は始まらない最大公約数、最中 熱は冷めていく 逃げないで 虚空の幼い切断と湿度に溺れる、明日も 明日も今も 祈る 黒い影 触れな…

  • 耽美歌 – ヒトリエ

    はにかんで笑う君の声で僕の鼓膜は破られたどこまでも小さく生きている僕らを見下ろすようなあの飛行機雲こんな耐えがたい想いで染まる赤い、赤い空模様はいかが? 悪い遊びをしよう、ほら思い描くまま、汚れた大人を掻き分けて絶望に火を灯せ、まわれまわれ焼け焦げるミラーボール僕らの夜 屋上の君は空虚なそれを翼のようにはためかせてあまりにも醜い規律の群れのどこにも行けないの知っていたこんな耐え難い想いを染める夕日…

  • ネバーアンダースタンド – ヒトリエ

    フリーズドライされた輪切りの柑橘を優しく食むように詩集のページをめくる昨日までやるべきことだった全てが意味を無くすほどに罪深い指先 6番線のプールサイド 機械みたいに愛して偏執的に触り過ぎて壊れたらちゃんと直してね口先ひとつで容易くあなたを信じるから稚拙な嘘はつかないでね 興味の無いことばかりがわたしを苦しめている取り返しのつかない先天性のそれが爪を研いでる肯定された世界で踊ることを許された試しの…

  • 月をみるたび想い人 – ヒトリエ

    嫌になるくらい月が綺麗でさ頭ん中ずっとカラカラ音がしてるのさいつかがいつかなんかじゃなくて明日がいいなこんなことすら叶わなくってさ 埃まみれの部屋の隅まつ毛の先を這う微睡み夢のプールを泳ぐ君に僕は何も言えないままでいるよ 錆だらけのシナプスが僕の悲しいや悲しくないを濁らせる 嫌になるくらい月が綺麗でさ頭ん中ずっとカラカラ音がしてるのさいつかがいつかなんかじゃなくて明日がいいなこんなことすら叶わなく…

  • daybreak seeker – ヒトリエ

    少年は路地裏で踵鳴らして静寂に火をつけるように遊んだ何処にだって行けそうな気がしていてくだらないことばかりの街の一人だ頭の中だけが騒がしく眠れない僕たちのパーティーは言葉や想いこそ通じないが誰だって欠伸の一つも立てやしないのさ 雄弁なアイツが言葉をなくす程排水溝に飲み込まれてくティーンエイジ話せば長くなりそうだけれどこの曲だって5分足らずで終わるんだ頭の中だけが騒がしく眠れない僕たちのパーティーは…

  • NOTOK – ヒトリエ

    戯言たちは風任せ息を呑んだ少女、夢任せ嗚呼、終いにこの街の色も誰も気付かず変わるのでしょう 振出しまで戻れどまだ息を止めることはできないな誰一人と視得ないのは誰一人あたしじゃないから 宵闇を切る鴉と朝に怯える声もう良いよ、って確かめたくてあの娘を探してる その果てに視た答えをこの心にくれよそれが誰かを傷つけたとしても それでも人は続く呼吸をやめるまでその声を焦がし尽すまであの娘の夢が覚め空が白むの…

  • ワールズエンド・ダンスホール – ヒトリエ

    冗談混じりの境界線上 階段のそのまた向こう全然良いこともないし、ねえ その手を引いてみようか? 散々躓いたダンスを、そう、祭壇の上で踊るの?呆然に目が眩んじゃうから どうでしょう、一緒にここで! 甲高い声が部屋を埋めるよ最低な意味を渦巻いて当然、良いこともないしさあ、思い切り吐き出そうか 「短い言葉で繋がる意味を顔も合わせずに毛嫌う理由をさがしても さがしても見つからないけどはにかみながら怒ったっ…

  • テノヒラ – ヒトリエ

    恋をして。それは泡の様に私の心から消え去っていきました。 青空が哀しく澄み渡りその向こう側ではお変わりないですか? 朝、昼、夜通し独り 涙拭いて そっと。まただよ!あの声、君とよく似た…… 「会いたい。」今、空に浮かべた声が 空気と混ざり合う 「君の手が、つかめますように。」―そう、願うの。 旅を捨て雲へ向かう独り、私の行き先は何処にあるのでしょう 青空は優しく突き放す。その向こう側には届かせまい…

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