ハナ肇とクレイジーキャッツ
酒のめば – ハナ肇とクレイジーキャッツ
会社の宴会で のむ酒は
お流れ頂戴 ご返盃
浮かれ踊れも いのちがけ
女房子供にゃ 見せられぬ
チョイト一杯のつもりでのんで
わかっちゃいるけど やめられねェ
好きな女と のむ酒は
しんねりむっつり 四畳半
口に出せない 下心
下手なさのさを うなりだす
なんだ なんだ なんだエー ナンダ
わたしゃさびしいのよハー
戦友たちと のむ酒は
帰らぬ友を 思い出す
俺のかいなに いだかれて
死んだあいつの あの笑顔
ここはお国の 何百里
友は野末の 石の下
同窓会で のむ酒は
先生も生徒も無礼講
みんな偉そに してるけど
学校時代の ガキの面
仰げば尊し わが師の恩
ナンセンス いざさらば
ひとり酒場で のむ酒は
誰に遠慮がいるものか
うっぷん晴らしのホラ吹いて
あおる二級酒 コップ酒
あおる二級酒 コップ酒