降りそぼる 霙(みぞれ)に濡れて
泣きながら歩く 小町通り
肩を押されて ころんだ水たまり
ここは鎌倉哀愁クラブ
好きよあなたが 好きよあなたが
悔しいけれど 忘れられないの
気まぐれな アイツだけれど
優しさが沁みた 雪ノ下
飲めば浮かんで 消えてはまた浮かぶ
ここは鎌倉哀愁クラブ
あんないいひと あんないいひと
どこにもいない 海のような人
可愛いと 抱きしめられた
わかるでしょ それが嬉しくて
ひとりぼっちにゃ 幸せだったのよ
ここは鎌倉哀愁クラブ
女ごころは 女ごころは
かりそめだって 恋が命なの
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そんな事より気になるの – タブレット純 琥珀色の窓辺に風そよぎ 花ゆれるブラウン管のあの人はギター流しのその果てで今はイロモノの枠にいたそんな事より気になるのまだ沼袋のアパートにいるんですかちゃんと栄
あなたのためなのよ – タブレット純 白い便箋に 胸をふるわせて「お別れです」と 書きました夢を追いかけて 夜毎待ちわびて終りの時を 知りましたあなたには愛する 家庭があるから潔く身を引くわ そして
夜のペルシャ猫 – タブレット純 私は薔薇から 生まれてきたんだもの誰よりも 誰からも綺麗と いわれたいのよ東京砂漠で みつけた泉のようあなたとは あなたとは星座の 巡り合せよ私は夜の ペルシャ
浜松町ナイトクラブ – タブレット純 夜間飛行の エアプレーン心を照らす 街の灯り赤く仄かな 東京タワー帰りたくない帰さないよ ああラストまであなたと私のムードがもえる浜松町ナイトクラブ空にそびえる
東京パラダイス – タブレット純 お洒落に決めて 銀座七色ネオン 灯れば素敵な夜の はじまり恋の 花が咲く君といる幸せ いつまでも続くようにこの街が大好き この街は生きているたとえば夢さえも か
サヨナラ大阪 – タブレット純 サヨナラ サヨナラ 大阪二人の 恋は終ったの別れは いつも哀しくて夜霧に 濡れる 御堂筋泣いているんじゃないワ 霧が冷たくていつの間にかそっと 頬を濡らすのよサ
百日紅 – タブレット純 赤むらさきの 口紅(べに)をつけあなた 待つ夜の ときめきよ咲けば 散る散る 散れば咲くこころ 残りな 百日紅(さるすべり)わがまま きいて ほしいけど逢えば
七色のブルース – タブレット純 つめたいガラスは あなたのこころ雨が打つ 指で追う愛するきもちが 憎さにかわるむらさきは すみれ色叶わなくても いいのです私の身勝手 好き勝手花は七色 恋も七色
おしぼりをまるめたら – タブレット純 おしぼりをまるめたら 阿佐ヶ谷に夜がくるおめがねに叶いたい 路地裏のミニクラブおしぼりをほどいたら あなたをソファーへいざないなけなしのこのドレス はんなり咲か
銀河に抱かれて – タブレット純 夜更けの路地を ただあてどもなく見上げた空に 淡い月胸には風が 吹き荒れるけれど生きてることは みんなまぼろしかあの時に あなたが叱って くれたから今の僕が あ
母よ – タブレット純 どれほどの道を 歩いてきたのどれほどの涙 笑顔に隠してその手を見せてごらん 指を開いていくつも重い扉 開けて来たその手をこんなに小さな手で 僕を抱いてくれた僕に