サニーデイ・サービス

  • 夏は行ってしまった – サニーデイ・サービス

    夏は行ってしまったきみやぼくやあの娘をおいてはなればなれだけがいつもぼくを不幸にさせる ぼくとっても飢えてる熱くて冷たい気持ち燃え上がってしまう夕方の蝉のように 夏は行ってしまった父や母や弟たち連れてほんの少しめまいそれでぼくはさみしくはない きみとても素敵で悪い女の子だね黒く焼けた木陰で愛について考えてる 夏は行ってしまった青い吐息わずかに残し今夜家に帰ろうかそれともぼくとどこか出かける? 夏は…

  • 少年の日の夏 – サニーデイ・サービス

    迷ったけれどプロフィール欄に小学校の名前書き込んだきみにまた会えるかな、なんて ちょっとだけ思ってソーダ水のように可愛い女の子 しゃべらなくてもわかるのさ田んぼのあぜ道ひとり歩く 少年の日の夏 あぁ あのお地蔵さんの前でまたきみに会いたいな東京も今年は暑い夏です 記憶の彼方 透きとおるような祭り囃子がきこえるカラフル屋台のあかりが夜の空とけるゆかた姿の少年少女 水の中泳ぐ金魚たちぼくを早く見つけて…

  • 水色の世界 – サニーデイ・サービス

    ぼくの心のどこかにある水色の世界雨が降ったら赤い傘をさして歩く コップのなか孤独が泳いでるそれがいつのまにか空にとても素敵な虹を作るよ 雨が降ったら遊びに来て水色の世界 空の彼方にぽつんとある水色の世界本当のことは厚い雲の向こうにゆれる 水たまりに映るのは永遠そいつを飛び越えたらホラとてもやさしいお陽さまが見えた このままちょっと歩こうか水色の世界 春になるときみはどこか遠い街へ旅に出るよさみしく…

  • 星のレストラン – サニーデイ・サービス

    やさしい嘘を脱ぎ捨てて待ち合わせ行方不明の子供たちばかりの街でまるで生まれて来なかったようなふりして噂どおりの重い扉を押しましょう星のレストランで 今夜 星のレストランで 今夜豚足 おいなり 玉子焼き ポテト あたりめ 醤油ラーメン 空に光るは遠い昔のサテライトビルの街も静かに明かりおとしますまるで家のない野良猫のように音も立てず忍び足でたどり着く星のレストランへ 今夜 星のレストランへ 今夜フラ…

  • 夏のような人 – サニーデイ・サービス

    今日窓を開け わたしは見る空を流れる雲を表通り いつもどおり寄せて返す朝の陽鳥が飛んで ハチが運び音はわたしを目覚めさせかけがえのないよろこびを知らせようとしている そしてわたしはまぶた閉じてもっと強い何かを感じている 花は咲き 風は届け夢はまだ眠っている忘れられた恋も遠い街のどこか歌ってるビルも駅もアパートも光り輝く時が来る待つあなたはやっとのことで夏のような人に出逢う 今わたしはすべて忘れてと…

  • One Day – サニーデイ・サービス

    遠くに聴こえた雷ぼくらそれと一緒に夜を過ごした甘いメロディが紡ぎ出すまわる舞台がここにある 静かな海辺のような風景ときどきそこにみんな集まる知らず知らず吸い寄せられ何も喋らずにただ涙を乾かす風を待つ 落ち葉の日々 静かな海あたたかい砂の上を歩く夏は終わりこぼれる光やさしく波打つこの気持ち 暗闇駆ける魂を持つどんなときにだって光を愛す夢の中でくちづけしてはっと目が覚めてとても残念に思う朝 いつかはき…

  • おせんべい – サニーデイ・サービス

    七月の風が吹いたらきみの家へ遊びに行こうなにもないこの町にももうすぐ夏が来るそうだ自転車に乗って行くサンダルを履いて行く坂道をかけ下りればぼくの心は白い雲おせんべいを買って行こうぼくらがまだかじれるうちに とっても短いから永遠にも感じるこのままふわっと浮かんだら遠くに海が見えるはず幾千の時をこえ惑星を通り過ぎ七月のはじまりは今ここにたどり着くおせんべいを買って行こうぼくらがまだかじれるうちに 人気…

  • Somewhere in My Heart – サニーデイ・サービス

    ピーナッツバターの風 川沿いを流れだれでもないだれかとくっついていよう ぼくは夢 ぼくは虹ぼくは涙 ぼくは秘密 「人生は幻」そんな古いことわざ思い出してはちょっと笑う午後なんです ジンジャーエールの夢低いビルの街どこでもないどこかをゆっくりと行こう ぼくは昨日 ぼくは明日ぼくは去年のクリスマスの朝 “One is the Loneliest Number”そんな古い歌の文句くちずさんではちょっと笑…

  • アビーロードごっこ – サニーデイ・サービス

    きみのシャツの色を見つめているオレはこの青に独りで浮かんでるような気分このまま酸っぱいリンゴかじって宇宙の横断歩道渡る裸足の足 震える腰 ペットボトルの愛生き残ったふたりだねさみしくはないのさ かなしくはないのさただ海の青さにおぼれてしまいたい きみのピアスの色 オレの脇腹刺すバイク乗りの夢が白い幻追うあの雲すべてをのみこんであとには何も残っちゃいない流れる髪 優しい胸 残酷な指先気まぐれなふたり…

  • Poetic Light – まよなか – サニーデイ・サービス

    まっくらになってなにも見えなくなるそっとさわっていいかい?まよなかのなかで 瞳のなかの星と髪を飾る銀河手がかりは遠くてまよなかのおくで ぼくは思うみんなひとりで あの小さな光の方へ歩いてるろうそくの灯ともれば 世界ちょっときれいで天使の羽根ひとひら 舞っているのが見えた 遠くワルツ響くだれかいるって気づく今日いちにちのできごとまよなかのなかへ 街に明かりともれば世界ちょっときれいでもうすこしいっし…

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