ずっと待ってた 便りはこない
むかしに居座る とんぼにさよなら
そっと散ってく 花びらは無情
写真に映える 波はきらきら
うわの空で散歩道をゆけば
いまひとたびの明かりが灯る
暮れゆくまちいろに顔を染める
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気球に揺られて 見渡す世界大地は模型のように美しいピラミッド、モアイに、東京タワーアイデアに力を 授けたもうれ去りし日々に想い募らせる前には高い山が立つ過ぎし日
草原を走り抜ける白いホースのように向かい風を受けて自転車は空を舞う降りしきる雨よけて臨む宇宙の星散らばってゆくきみの分身出会った夢はスローモーション遠く遠く淡く
木枯らし待つよ ガタガタ待つよ綱渡りのようなバランス保って民家と民家に挟まれてひとり立つ 季節の狭間ライライライ 通り抜けてった心の中に埃がたまる向こう岸に ふ
溶けてゆくアイスクリームを こぼさないように速足で戻る あなたのもとへまるいシュークリームに 指でいたずらへこんでふくれる あなたのようにあま色の屋根の下でわた
曇りガラスの向こうで 鳴いている青い鳥立ち止まれなかった 戻れない部屋の奥であなたの声が聞こえるような気がするわ閉じ込められたいくつもの よろこびを探すもう二度
まわりのタワーは 積みあがっているきみのタワーは 平行線をたどる積み上げ方も 知らなければ積み上げようとも していないタオルは必要かいかけたらしゃべるかいとなり
Workin' workin' todayWorkin' workin' alldayWorkin' workin' そして きんにくついたかしらWorkin'
プラスワン 夢の中でプラスワン 目が覚めたらプラスワン ろうそくひとつプラスワン 立っていましたプラスワン 悲しいこともプラスワン 増えた気がするけどプラスワン
うす雲 伸びてゆくくつひも 結びなおすすず風 さよならつる草 絡みつくぬすびと 目を覚ますふるさと 思い出すむくどり 独り立ちゆくえは 聞かないでるるる 流れる