みゆな
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夜明けのコロニー – みゆな
眠ったままの歌口ずさむこともできなくて違う星の君に一目惚れをしたんだ 今まで何回君に恋した?今まで何回君を想った?癒えない傷を抱えて飛び出す夜明けの頃に もしも君が僕を好きになるなら消えないでと願うもしも君が誰かを好きでも君だけが幸せと笑ってくれるならそれでいいぁぁグッバイ 「おやすみ」がこんなにも寂しい言葉だったなんて本当に寝ちゃうから僕はずっと待ってたんだよ 心が砕ける音が聞こえて泣き疲れて眠…
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きこえるまで – みゆな
あなたの顔がほんの少し悲しそうでずっと考えていた 私にできることはないかな少し笑顔にできる魔法を だって嫌なことを覚えているより幸せだったことを覚えていたほうがいいじゃん ねえ大切に想ってるよありきたりな言葉かもなだけどそれが精一杯の気持ちだからきこえるまで届けるから 笑えばみんな笑顔になれる魔法を知ってやってみたけど 枯れちゃいそうな綺麗な花棘があっても抱きしめるから だって今同じように棘をつけ…
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あなたに抱きしめて – みゆな
気づいてるあなたが隠していること蜃気楼みえる心の中で熱く燃えてるモノ 閉じこもる部屋から私を彼方まで1人でいるよりずっといいからさ きっとあなたに抱きしめてもらわなきゃいけない弱さからじゃないここにいることを あなたに抱きしめてもらわなきゃいけないあなたを見てる全てわかってるよ ぶつかって壊して満たすものがなかった雲、空、光を映すことない乾いた海のようで 口を結んでいるのは意志的だとは限らない目を…
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追いかけて – みゆな
涙を流す瞳から鱗が落ちた何処かに置いていった僕の心は棘がついて 怖く見えたんだ「ごめんね。」が口癖で何もできなかった素敵な夜の後は胸が痛んだ一人で泣く 寂しくて泣く狼 追いかけて 追いかけて追いかけて 泣きかけた走ってく 泳いでく君に会いに行きたいからそれが全てで僕の全てで 名前を知らない一輪の花を毎日毎日やめずに探してやめてしまったらなにかが枯れてしまいそうで逃げたくても … 追いか…
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夢でも – みゆな
忘れないでね 私のことを忘れないでね あなた自身を帰ろうかって 聞こえた気がした坂道を下る 笑い声響く 漠然とした悩みも明確に言わなくちゃいけなくて名前呼んでみても振り返る日々は来ない。 君の体温を確かめて今日も明日も君と二人で思い出す為の遊びをしようよ忘れないでね 夢でも 忘れないでね 私の声を隠さないでね あなた自身を忘れないよね 馨を辿れば君とまた出会う 君とまた会える 雑然とした部屋に二人…
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笑って – みゆな
元々一人ならば諦めてたよ夜の海に飛び込んで冷たくて痛い。だけど掻き分ける強がりでもいいから強くなりたくて 君が全てさ怖くなっても嫌なことばかりでもここで歌いたい! 探していたんだ生きるこたえを見つけられずに生きてきたけどわかってしまった泣いていいんだよ歌い続ける君のために聞いてくれるかな 毎日同じことを繰り返して当たり前に慣れてくいつの間にか生きがいを見出せずにやり切るしかなかったなにか嫌だった!…
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朝曇 – みゆな
もう愛は呼べないかい?もう好きは言えないかい?体に残る傷揺らめく蜃気楼だけ 確かに僕らはさ手を繋ぎ笑ってた重なり合う秒針震える声聞こえていた気がして振り向いたその瞬間光ってたのは僕の後悔なのか? ねぇ!どうして!君だけに送る言葉の先がまた行く道途絶えあの日の空がきらりきらり消えてった 猛暑日は嫌いだガキの頃が浮かぶ心に残る痣蝉の悲鳴と記憶 かき氷食べようかそう君が呼ぶんだあからさまで気づく僕のちっ…
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貪欲 – みゆな
苛つくカラダ火照らせ君の上に乗り泣いてる君眺めている私 頭痛くても笑顔を作るし死にたくても風邪引くと嫌だしジコチューだ!ジコチューだ!何をしてても楽しくはねえんだなぁ君の顔かわいいね苦しい? どうして 話したいことだって山ほどあるそれなのに目を閉じる君を見るだけいつだってどこへだって行けたはずなのにそれなのに私をおいていかないで 何をしているの?気づかないとでも思ってる?君の言葉に騙された私だけd…
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凝視 – みゆな
さあハジマリマシタ。これからあの人間が「お前はだめだ」と言われ呆然と立ち尽くしますよ「私は駒の立ち位置にあり全ての行いを奴等は見張り続けているんだ」と言い、泣きじゃくります。その後叫びながら物を破壊し指から流れる血をただ眺めてはあの子を思い浮かべ最期は笑う「さよならなんて言われても誰も僕を止めないんだ」 一致も察知もしやすい君の行動不条理な性格こんなもんか簡単だ監視してもつまんない人だから悪戯に笑…
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彩色 – みゆな
海が綺麗だった私の側にきて笑ってた混じる濁は私みたいだったわ こうして誰にも銃口向けられず結果一人で生きてたなんて明日が何日で今が何時なのかわからずや瞋恚だ 明日もっともっともっと右手にそっとぎゅっと重ねた手には飛び散る血漿 眼を置いてゆけあぁもっと指して痛がり続けていて 海が綺麗だった私はまた此処へ来たのか今日も何をしていたか忘れたわ さぞ面白そうな遊戯だこと私より大事に愛でてるわ胸が締め付けら…