なきごと

  • 明け方の海夜風 – なきごと

    夜の海辺でふたり聴いた曲流してあの日を思い出す顔を思い出せないのは海を見ていたからなのか 少し未来の話しようかいつかふたりは結ばれる信憑性は欠けるけど信じていたい 明け方迎えに来る 明日を引き連れて絶望迎えに来る 心を引き裂いて幸せの副産物 夜の海辺でふたり星を見て涙の訳を分け合う 少し未来の話しようか夢の続きにふたり立つ不思議と一緒なら怖くないから 明け方迎えに来る 明日を引き連れて絶望は帰り道…

  • 0.2 – なきごと

    世にも奇妙な話です0.2秒で決まってしまうほぼ無意識の中ならそれはだいぶ不公平じゃないか 兎にも角にもまずはさ君のあれこれを教えてよ直感よりも共感シンパシーの運命を感じたい パッパッパッフラッシュじゃあ見えないパッパッパッ眩しさが愛しいサッサッと決めるもんでもないのよ悩む時間だって愛おしいでしょ? フィーリングでフォーリンラブ痛い目見てきたんでしょしかと味わって決めるの結局のところ初めから決まって…

  • 短夜 – なきごと

    短夜、ベタつく熱帯夜そろそろ寝たいよもっと近づきたいよ 好きだよ、遠くにいると夜が長いよずっと一緒がいいよ あなたあなたあなたあなたであたまがいっぱいだよあたまからだなにもかにもが あなたとひとつになりたいのですあなたと…あなただから酔いに任せたらまだ少しは素直に言えるのかな 一夜を、夢に見ているよあなたとがいいよもっと一緒がいいよ あなたあなたあなたあなたでこころがいっぱいだよ手を伸ばせば触れら…

  • たぶん、愛 – なきごと

    我慢ばっかしてたから紙に溢して無駄遣い期待するだけ空振りでくしゃくしゃに丸めた分身 届かない触りたい狭いこの無限の隅で溶け果てたい たぶん、愛だよ。愛なんだよ。案外寂しいもんだなぁ愛している?愛していないひとつになって、同じになっても、君と混ざり愛したい。 我慢ばっかしてたのに口に溢して無駄遣い出すならしようアトシマツくしゃくしゃゴミ箱へ求心 近いようで遠いよくある言葉が今はやけに沁みるんだよ 愛…

  • 愛才 – なきごと

    曖昧なままありのまままさかのいかさま?まっさかさま解決策もわからないはいはい御愁傷様 君と相対したいそばにいたい見慣れた愛しさでアホみたいされど全然振り向いてくれないなんだか甲斐性がない 愛も才も消耗品とっておいても腐ってく使い捨てじゃどうにもならないやいやいや情は愛の代替品?なら諦めも肝心早くしてお粗末さん 曖昧なままありのままここまで来たがあの日のまま解決策もわからないはいはい御愁傷様 されど…

  • またたび – なきごと

    ぼくはしらないきみをしらないどんな言葉が好きでどんな味が嫌いか ぼくはしりたいねこにまたたびきみが欲しいものをあげようなんにでもなってやろう お気に入りルームフレグランス5日も経てばほぼ無臭ぼくが無臭になってもきみは特別!許してやろう ふたりで歩いていきたいよどれだけ想っていても形にしないとねオーダーメイドきみのための言葉を探して…探して…みつからない! きみはしらないなにもしらないどんなにきみが…

  • ゆらゆら – なきごと

    口に出せば終わってしまいそうで少しの運命を信じていたかったからこの言葉骨に埋めよう形にしても幸せはゆらゆら揺らぐ 泣き出せば終わってしまいそうで少し喉の奥で堪えてみたけれどこの気持ちはまつげで散ってく愛しそうにしても幸せは揺らぐ はたまた慣れか絶望か夢の先は何が待っている?薄目しても心配は消えない外側だけ大人になって内に秘めた幼さを愛し続けられたのならあと少し、夢で彷徨う 口に出せば終わってしまい…

  • 安酒にロマンス – なきごと

    一杯だけで良いからさ今夜は付き合ってよいっぱいなくて良いからさ少しのロマンスを 頂戴 酔ったフリして吐き出した日々の感情 主にヘイト35缶じゃ足りなくてわざとゆっくり呑んだんだ あ~あんまり期待してないけれどあ~あんまりにも真面目な夜が心地好い 明日が来なければ良いのになあかく言う今の時間も長くはないのになぁこんな安いロマンスにときめくなんて…疲れてるなぁ…もう帰ろうか… 記憶になくて良いからさ今…

  • sniper – なきごと

    百姓甲斐性なし平凡こそ危険ですあなたどっかに身を隠してSOS逃げるはバーニー 定め照準俯角にも踊れると思った 輪の中気味悪いミステリーキャトられてから妙だわ スナイパー 外しちゃってスナイパー 弾切れでスカした だーなーなななーダサいわ うつつを抜かして恋煩いなんて… あきれるわ 弱肉強食で謙遜こそ危険ですあたしどっかに身を晒してLOL守るはバージン 運命SO撃つ捨てる神ありゃ祟る神も…

  • 終電 – なきごと

    終電乗って会いに行く大人になったふりしてもあなたに会いたいと思ったの ひと夏で終わるならばそれまでとしけた花火に火をつけ恋せよ乙女とはよくいうもので何もわかっちゃいないな 幼さにカマをかけて素直になれなくてあなたに思いを馳せて夜を駆けている 終電乗って会いに行く大人になったふりでわがままに欲しくなったなりふり構わず会いに行く花火持って泣いてた私を抱きしめてくれるあなたが好きって思ったの ひと夏もあ…

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