さやま友香

  • 人生三三七拍子 – さやま友香

    桜も散るときゃ 切ないだろう花は消えても 幹はあるくやし涙を 汗にかえ男は この世で夢を見るここは一番 生きざま舞台うらみ節など 背を向けてヨーオ 人生三三七拍子 雨が降るときゃ 傘にもなるわあなた好みの 蛇の目傘いとし涙が うれしくて女は苦労に 夢を見るここは 愛嬌 生きざま芝居うらみ節など 背を向けてヨーオ 人生三三七拍子 運のいいときゃ 金杯ほして運が悪けりゃ コップ酒浮いて沈んで また浮か…

  • 海鳴り – さやま友香

    逢いたくて 逢いたくてあなたに逢いたくて悲しくて 悲しくてお酒を口にする今ごろは 今ごろは海峡すぎるころ有線が有線が私を泣かせるの 女にはいつの日も愛が愛がいのちです約束の季節にはどうぞどうぞ帰って海なりが潮風が小窓をふるわせる ひとりでも ひとりでも生きては 行けるけど思い出と思い出とおはなしできるけどいつの日もいつの日もしあわせ求めたいあなたしか あなたしかこころにないのです 水割りも少しだけ…

  • 原宿桟橋 – さやま友香

    右へまがれば 原宿桟橋左まわれば 青山通り恋に破れた 涙の数だけ街灯り チラチラ またたく 男は誰も 一夜だけの旅人おもいでばかり ふりまいて消えて行くだけア~あなたのぬくもり恋しい日暮れ間近の 原宿桟橋 ひとつ覚えの 古びた演歌を酔えばいつでも 歌っていたよねそうよあなたが 私のふるさと手さぐりで生きてたあの頃 春は名ばかり すきま風が吹くだけ都会の海を越えて すがりたいあなたにア~にぎわう人波…

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