こはならむ

  • 変わらないもの – こはならむ

    帰り道ふざけて歩いた訳も無く君を怒らせた色んな君の顔を見たかったんだ 大きな瞳が 泣きそうな声が今も僕の胸を締め付けるすれ違う人の中で 君を追いかけた 変わらないもの 探していたあの日の君を忘れはしない時を越えてく思いがある僕は今すぐ君に会いたい 街灯にぶら下げた想いいつも君に渡せなかった夜は僕達を遠ざけていったね 見えない心で 嘘ついた声が今も僕の胸に響いてるさまよう時の中で 君と恋をした 変わ…

  • わたしのアール – こはならむ

    わたし、屋上で靴を脱ぎかけた時に三つ編みの先客に、声をかけてしまった。 ねぇ、やめなよ 口をついて出ただけ。ホントはどうでも良かった。先を越されるのが、なんとなく、癪だった。 三つ編みの子は、語る。どっかで聞いたようなこと「運命の人だった どうしても愛されたかった」 ふざけんなそんなことくらいでわたしの先を越そうだなんて!欲しいものが手に入らないなんて奪われたことすらないくせに! 「話したら楽にな…

  • ぜんぶ嫌いだ – こはならむ

    どうしていつも素直に自分の気持ちとか言えないの 言えないよ 怖かったんだ嫌われるのが言葉が何をしでかすのか口を噤んで空気を呑んで心に蓋を落とした あの時なんて言えば良かった君の顔が見れなかった傷つけたかも そう思うほど私も傷ついてく なんでいつもこうなっちゃうんだろう間違いばかりで優しくなりたくても正解なんて教えてくれないじゃんなんにもうまくいかないや遠くで誰かの笑い声がした ぜんぶ嫌いだぜんぶ嫌…

  • ツキミソウ – こはならむ

    出会いと別れ繰り返す度 心をすり減らす記憶をかき分けた先に 滲んだ思い出が待つ あなたを知らない世界の方がずっとマシだったと笑う いつしかすれ違う日々の中で本音隠しながら気づかないふり 茜色のこの街眺めてはこんなにもあなたのこと思い出してばかり忘れたいのに 今更素直にはなれない分かってるんだよ 今も心は泣いてるよ 季節を越えてあなたはまた世界を奪っていく感じるぬくもりがそっと私の未来も奪う 時計の…

  • ずぎゅんぎゅんゆらり – こはならむ

    「好きだよ」 それって今日だけでしょ?どうでも良くなるでしょ?歪んでる愛が斬新だね理解。最低なんですね! ドン引く固定観念 総じて×(ばってん)気持ち圏外本物の恋なんてどっこにもないじゃん知らん顔してさ平気で?つくエモい最中の馬鹿 愛してる 愛してないマジでどっちでも良いからそばにいてグサって刺された恋心これ以上掴まないで何でなの?何でなの?今ドクッてした心臓困惑ですずぎゅんぎゅんゆらりセンチメン…

  • サボっていーよ – こはならむ

    今日はサボってよくない?だって昨日頑張ったじゃん何にもしないをするのもいいじゃん宿題 レポート 仕事に掃除全部ほったらかして菓子パーティーあたしが許すからいいんだよ責任取らんけど 寝起きで付けちゃうPCボーッとしながらやっちゃうApex疲れたところでTikTok気付いたら「夜になってんじゃん…」犬と一緒になりたい食べて寝て遊んで寝る生活難しいこと考えずにゆるく生きていたいだけなんです ピリピリしち…

  • スパークル – こはならむ

    まだこの世界は 僕を飼いならしてたいみたいだ望み通りいいだろう 美しくもがくよ 互いの砂時計 眺めながらキスをしようよ「さよなら」から一番 遠い 場所で待ち合わせよう ついに時はきた 昨日までは序章の序章で飛ばし読みでいいから ここからが僕だよ経験と知識と カビの生えかかった勇気を持っていまだかつてないスピードで 君のもとへダイブを まどろみの中で 生温いコーラにここでないどこかを 夢見たよ教室の…

  • 数センチメンタル – こはならむ

    近づきそうな距離でも わからなくなる夕暮れ迷い込んでいる 迷路の 出口はどこか 異常が日常になって 反則だ 待て待て別に どうでもいい 素直になれない いつまでも このままでいたいかもそんな気持ちは溶けた 僕らは探してた お揃いの心を僕らは交わしてた まとまらないセリフを 触れたい手の熱が 心まで届いて僕は背伸びしてた 大人びてる君を見て知りたいんだ 君のこと 近づきたくて 夢じゃ足りなくて 心が…

  • Attitude – こはならむ

    人生うまくいかないことのほうが多いって誰かが言うんだそんなのわかってるわかってるけど期待って厄介で素通りしようとしてもあるかもしれないって背中押して希望持たすの 大切なもの見失っても差し出された手は温かくて 震えてる心を見せないように憧れを演じる陰日向舞台の裏側で頬を濡らしてる本当の私は誰も知らない 痛みを受け入れられるのが人の強さだって誰かが言うんだそんなのわかってる私が弱いんだってこと比べたく…

  • 生きるを選んだ私へ – こはならむ

    なつかしい音なつかしい匂いなつかしい景色蘇るトラウマ見たくない顔聞きたくない声許せない人たちもう行けなくなっちゃった、あの駅 暗い「人目が怖いの」そんな記憶 あいして生きる 透明なまま終わっていきなよ私はもうきっと大丈夫嫌い泣きたいも今振り返れば泡と消える刹那私見て下を見た気でいなよ そのまま消えてしまいたいと願ったような夜に笑ってられてるよ 永遠に消えないんだよ 狭い世界でくだらない談に怯えてる…

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