あいみょん
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おばけがでるぞ – あいみょん
おばけがでるぞ暗闇の中をてかり ひかりそろり あるく おばけがでるぞ冷たい廊下からひたり ぽつりはらり あるくとびら あける1・2・3 で ワーオ! 白い顔した ビーナスの宴左手に持つ赤色のエキス目が合えば 捕まるぞおばけだぞ おばけがでるぞ真夜中にだけ見せるすがお たまごつるり むける おばけがでるぞ甘い香りしたてあし みえるぷくり まるいがらり かわる1・2・3 で ワーオ! 白い蛇を頭に巻い…
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君の夢を聞きながら、僕は笑えるアイデアを! – あいみょん
退屈を越えた先君は何を見たかさらば ヘンテコな悲しみは全て望み通りに変えてあげる 天気良し!空気も良し!飛ぶなら 今しかない言わば ヘンテコな魔法だ叶えてあげられるよ 僕がいるよ 可笑しなこと もっと言っていいよどこでも どうだ 伸びた影を追いかけて眠たくなるまで遊ぼう覚えたてのアイテムにも飽きられちゃうくらい待ち焦がれていた冒険逆さまの宇宙だ何でもできちゃう未来はもう君たちのもの あんな時 こん…
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スケッチ – あいみょん
楽しかったねまた うたた寝外し忘れた 眼鏡の跡だって 絵になるよって笑って言うから瞳で世界を救える気がしちゃう 今だって光るよ君が現れた時からずっと 誰かと思えば運命の足音が僕を弾ませるよ迷う明日も君の姿があれば 魔法不機嫌も温かいその目もいつでも取り出せる宝物って思い出に 濡れながら僕は眠る いつも傍にいてくれてるだから時々 見えなくなってしまう 片目閉じて ピントを合わすもしも僕から 君が消さ…
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朝が嫌い – あいみょん
誰にも言えないような病に蝕まれている私の恋の寿命はいつまでだろう 古着のシャツの彼が朝方家を訪ねてきて私の枕で眠る「おかえり」「ただいま」 3分でできる彼を満たすものでも3分じゃ足りないの私を満たすのは 夜になっても側にいてほしい私は朝が嫌い知らない間にいなくなってもちゃんと鍵はポストの中 なんだか悔しくなるの他にも帰る場所がある気がしてから回ってそこから何も手につかない 予告のない帰宅だからでき…
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炎曜日 – あいみょん
あれは5月の2週目の火曜日の事だったこの歌の結末を分かっていた分かっていたけれど 説明ができないお前の色気や小動物のような可愛らしさと肉食系のその喋り方とかそんなんに惹かれちゃった日を 私忘れないから忘れないから忘れないからな? あれは5月の2週目の火曜日の事だったこの歌の結末を分かっていた分かっていたけれど 大胆不敵なお前のずるさや犯罪級に漂うフェロモンと国宝級のそのアレやコレとかそんなんに抱か…
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私に見せてよ – あいみょん
小さな傷でも 私に見せてよ時々淋しくなるから 知らない間に 食べてるそれは何?最近のお気に入りなのかな どうして 知らない事が増えるのかな全てを見せた後に 小さな傷でも 私に見せてよ時々淋しくなるから 隠しているもの 私に見せてよ内容によっては怒るけど 些細な発見も 私に見せてよそれだけで嬉しくなるから こうして 話せない事が増えたのは離れる隙が無いからか? 右手のペンダコも 私に見せてよお腹の肉…
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偽者 – あいみょん
隣で毛布の塊が上下に呼吸しているあれれ また昨日の記憶が無いのです はじめましての顔をしてるだけど身体は知ってるありゃりゃ また昨日を思い出して吐きそうだ 私じゃないの あれはもう別の誰かだと思うの私じゃないの あれはもう別の誰かだと思うよ 知らないふりして眠りたい上下に揺れてた夜をイタタ また付けっぱなしのコンタクトが痛むのです 私じゃないよ これはもう別の世界だと思うよ私じゃないもん これはも…
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駅前喫茶ポプラ – あいみょん
コーヒーはブラックで少なめサンドイッチのトマトは抜いてにっちもさっちも行かないような話はやめよう 週末の予定を決めよう ちょこっと行きたいって言ってたところに行こう?ずっと俯いて頬を膨らます分かりやすいなあ そういえば僕は君のこういうところが大好きでたまらないんだけれど知っていた?「そんなの今話すことじゃない」って怒ると思ったよそんなとこも ぜんぶ 好きだなあ ここは駅前喫茶ポプラ2人の行きつけ …
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猫にジェラシー – あいみょん
お前からのキスは求めてないのにな、いらない初めての時くらい痛い ずるいそのおててが彼女を悦ばせる、気に入らないでも引き剥がせない たまにそっぽ向く瞬間を僕は見逃さないだからそっとしてればいいのになのに、彼女がお前を抱きしめる 猫にジェラシー馬鹿で悪いか?相手が誰だろうと構わない僕は猫にジェラシー やめろよそんな声も胸にうずくまるのも、見てられない僕の威嚇は伝わらない やっと眠ったチャンスを僕は見逃…
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ざらめ – あいみょん
この胸に刺さった無名の刃を抜く術は何処そろそろ こうしてちゃ手も足も犠牲になるな どんな角度で狙ってくるのか予測できない今すぐ逃げられる強さは持ち合わせてなかった “感情を殺せ” “惨さは承知で”自分の胸ぐらを掴んで泣いた 消えないで 消えないで 消えないで言い聞かせて また 整える変わりたい 躊躇わず生きる人にこの長い森の道を 正しく歩けるように やっと見つけた居場所いつの間に声も出せずに潰れる…