遠い稲妻 降る雨に
胸の赤い血 騒ぎます
今ごろあなたは 言問橋を
渡り始めて いるでしょう
泣いたそばから すぐ咲く笑顔
おまえの涙は 夕立ちと
あなたはからかい のぞきこむ
花火の帰りの 別れ道
雨に忍んで 向島
駆けて落ち合う 夕立ち荘
胸を裂くよな かみなりも
あなた待つ身は 静かです
不幸ばかりが よく似たふたり
縁が結んだ 丸い仲
酉の市から 帰りの寒さ
屋台のお酒で 暖めた
あなたに出逢った 幸せは
わたしにとっては 宝です
過去はすっかり 雨に消し
ふたり旅立つ 夕立ち荘
濡れるほどでは ない雨なのに
人目を忍んで 開く傘
知らない町でも ふたりなら
世間の噂(かぜ)にも 耐えられる
晴れて陽も射す 向島
虹も二重に 夕立ち荘
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男の旅より 女の旅はどこか絵になる うしろ影別れてはなれて また逢えば夢がこぼれて 涙にかわる窓を開ければ 漁火ゆれてあなたの匂いが 恋しいよ愛のともしび 消え
こわれた徳利に さす花は道端(みち)に 咲いてた たんぽぽよわたしにあなたに 似たような踏まれて踏まれて 耐えしのぶ小さな夢をみる あした花つまずき続けた あの
さくらの姿(すがた)は 女(おんな)のようね咲(さ)いては散(ち)って うるわしくハラハラ ハラハラ 舞(ま)い踊(おど)るこの世(よ)にいるのは あなたと私(
悲しいね 悲しいね雨など降れば なおさらに窓に滲む 街明かりあんた恋しい腕まくらえんやらや えんやらやらやら今頃あんたは 誰かと夢ん中えんやらや えんやらやらや
待たせるだけで あの日からいくつの季節が 流れたろ夜が寒いと 花冷えの肩が甘える めぐり逢い思えば長い 冬の日も色づきそだてた 夢ひとつ逢いたかったと すがりつ
国境の 長いトンネル ぬければそこはもう 雪国風に舞う雪を 花にたとえ雪見酒などと 洒落てはいられません雪のロマンを 歌うまえに一年ここで 暮らしてください人の
うわべばかりの あなたの愛にだまされ続けて 来たわたし旅路の雨の 冷たさ添えぬ女の うらみ雨濡れて下さい いたいほどあなた思えば この胸あつく体がふるえて とま
あなただけです 私の夢はついて来いよと 云われた日から冬のこぼれ陽 並んで浴びて肩に甘えて 添える指のり切れましたね のり切れましたね負けないで 私たちきっと同
風邪にたおれた おまえの寝顔夢で泣いたか ひとすじ涙外で男は 勝手なくらしふり向くことも なかったか馬鹿な男に 夾竹桃の花がしみるよほんの初めは 雨やどりでもい
誰かは 誰かを 橋のたもとで何故待つことを 覚えたの日暮れの街は やさしさをみせ逢いたい 逢えない 心のもどかしさそんな私を 素知らぬ顔で川は明日に 流れてく去
(ご多忙ね ご多忙ね)素敵なあなたは ご多忙で愛する気持ちに 気づいてくれぬ(ご多忙ね ご多忙ね)あなたが うぐいすだとしたら私はなりたい 梅の木にそうよほんと
ことしの冬は長いっちゃァ四月やいうとるがにため息まじりの千代の声冷たい蒲団にもぐりこむ胸にチラチラ燃えあがる蒼い炎に目覚めたら雪が舞う さらに舞う 風を誘ってま
お酒が強くなったのはあなたが いなくなってから恋しくて 淋しくてひとり待つ身がつらすぎて何度も手紙を書いたって音信不通の風便り春がゆき 秋がゆき今はこころも冬景
やってられないやってられないやってられないここで私は いち抜けたあんた それほどいうのなら少しゃ まごころ見せとくれお前 ひとりと いいながら今日の香水 また違
星も見えない 都会の夜は女ひとりにゃ 寒すぎる誰が悪いというわけじゃない恋のまねごとしたばっかりに悲しい歌のくりかえし悲しい歌のくりかえし酒の手酌は 忘れたはず
貯金通帳 差し出してお役に立ててと 微笑むお前困った時には お互いさまと逆に説教 されましたあゝ…あゝ…ふたり出逢った 駅前カフェ活動写真 見に行こうお前をなだ
さいはての 赤提灯に 身を寄せる明けくれの わびしい暮らしに 負けそうな気がつきゃここまで 落ちていた裏窓に むせび泣くよな 汽車の汽笛母さんが 私の心を 呼び
昨日まゆみが 町を出た今日は私が 町を出る声にならない サヨナラを汽車の汽車の窓から 捨てながらじゅん子も言ってた新宿は 夢が住んでる 街だよと無理ね私の 性分
抱けばこの手を すり抜けながらあの日の私じゃないと云うたとえ生活は変っていても元気でよかった ネオン街逢いたかったよおまえ おまえ どこへも行くな長い旅から帰っ
月洩るる窓の下であなたを待てば愛しても 愛しても心は遠くTAXI の止まる音が裏切るたびにひとつずつ ひとつずつ涙がふえるああ 何故 恋にああ 何故 女にああ