ひとひら
塔は白い – ひとひら
正しく混ざった三月の色
あなたと会った庭で積み上げてた
塔は白い
どこへ行くのどこに帰るの
余った体が鮮やかな色で汚す
居た詩
走れぬ足射抜いて 怠ける切迫見抜いて
また息をするために止まった詩が居るって
尖らぬ心でも刺して 交わる後の話はどう?
見える様に光が当たる場所に
居続けるために這いずる余生
足りない骨が出づる余計
正しく混ざった三月の色
あなたと会った庭で積み上げてた
塔は白い
どこへ行くのどこに帰るの
余った体が鮮やかな色で汚す
居た詩
走れぬ足射抜いて 怠ける切迫見抜いて
また息をするために止まった詩が居るって
尖らぬ心でも刺して 交わる後の話はどう?
見える様に光が当たる場所に
居続けるために這いずる余生
足りない骨が出づる余計
夕暮れ あなたの目だけ見つめてるので逸れるまでまだ帰らないでいいよね世界の真ん中 陽が落ちるまでの夢その夢
最初から安全だったはずの旅ぬるい波にさらわれて溺れている呼吸はしつつ絞まる首明日も晴れるといいけど笑っているせいで歪んでいるのか怒っているせいで歪んでいるのか泣
羽化したてのままが続いている今急かされている校庭で明日追いかけていた手は振れない老いた目何度見送ればいい円の中で亡骸になっていく様を何度見送ればいい日々の跡で亡
始まり光が芽吹いた円の中帰り道思い出すまでの間綴る辿った呼吸や痛みを私のいつかの姿が「無意味」としても今日あなたと明日を繋ぐよ
走れぬ足射抜いて 怠ける切迫見抜いてまた息をするために止まった詩が居るって尖らぬ心でも刺して 交わる後の話はどう?見える様に光が当たる場所に居続けるために這いず
怯え私が隠れている程部屋の中の夜は星が居ないどうして私は私を続ける日に日にあなたの国は遠いな観覧車降りずに追いつくことはないな絵画似ないと未来も売ろう誓い合うま
坂を登って見たあの夕陽を背に従えていた眩しくて逸らした白い羽追いかけては飛べそうな気がしていたどうしたって消せないものどうしたって消えないもの離れてゆく線なのに
能がない子供の頃から大差ない今のままじゃ飛べない体また看取った今日の右側眠っている守られているね裸足でも歩ける優しい繭の外には