輪廻此処
ivory – 輪廻此処
古びた風景画に
心臓が震えてる
窮屈な惑星の
夢物語
平気なふり 知らないふり
わたしはもう独りじゃない
廃れてゆく色彩に似てるね
忘れないで この景色は透明
触れられなくて遠くなる
思い通りの結末には
ならないのかな
願いがもし一つ叶うのなら
この記憶は奪わないで
隣にある小さな光に救われた
明日も憶えているかな
許して許されても
戻らない 寂れた過去
自分じゃない 誰かだって
持っているんだね
霞む世界 色褪せて
もう消えないで
解らないよ この涙の意味が
ただ溢れて落ちてゆく
気づけなかった寂しさを
溶かしてくれた
思い出が神隠しにあっても
誰かと彷徨えるなら
そう思えたこの場所に
心を預けよう
真っ白になれない
曖昧に濁ってる ivory
どこまでもわたしみたい
こんなにも儚い
忘れないで この景色は透明
触れられなくて遠くなる
思い通りの結末には
ならないのかな
願いがもし一つ叶うのなら
この記憶は奪わないで
隣にある小さな光に救われた
明日も憶えているから
夜を越えられそう
心から笑い合えるその日まで
窮屈な惑星で色を重ねる