夢に見る ～Waiting On A Wish～ – 吉柳咲良

願いをささやく　声にならないまま
閉ざされたこの世界で　動けない小さな私
どこかへ消えそうな　ふるえる心で
ただ一人きり　奇跡を待ってる

寒い雪の夜を　乗り越えたあの日の
私の強さは　まだ…

夢に見てる
描いているの　なりたい姿を
願いの井戸に映して
夢に見る
いつの日にか　誇れる自分に
ただ奇跡を願って
目を閉じれば　きっと見える
まだ知らない私が
ずっと待ってる　会えると願って
夢に見る

希望をうしない　明日は見えない
この国は自由奪われ　優しさを忘れさった

暗闇の中で　さまよい続けて
行き場をなくしたまま

夢に見てる
描いているの　羽ばたく姿を
あの世界の向こうへ
夢に見る
いつの日にか　誇れる自分に
そう　奇跡を願って

目を閉じれば　きっと見える
まだ知らない私が
ずっと待ってる　会えると願って
夢に見る

けれど儚く　消えてしまう
叫んでも　でも　でも　でも
叶わないの　どんなに強く
願っても　ても　ても
私を照らす光
まだ届かない

夢に見る
ささやく　この願いを

夢に見る
いつの日にか　誇れる自分に
ただ奇跡を願って

勇気をだして
恐れることなく
乗り越える人になりたいけれど…

胸に秘めたまま
目を閉じれば　また
夢に見る

夢に見る

夢に見る