本城未沙子
PEDICURE TALK – 本城未沙子
白いペディキュアのばし
あなたの脚を蹴った
顔は海を見つめたままで
となりにすわるお互いの
連れに気づかれないで
そっとふたりどこか消えたいの
島の陽射しがハート焼くから
慣れ過ぎたKissが色あせてくる
OKサインならば
そっと蹴り返してね
光る汗が心そそるわ
毎年夏に恋人を
変える性質なのなぜか
逢った途端 あなたに決めたの
空の青さがハート狂わせ
知り過ぎた肌が色あせてくる
同じことくり返して
あきれるけれど
運命の男にはまだ
めぐり逢えない
ペディキュアが誘ってるわ そうよあなたよ
運命の男なのかも知れないじゃない
部屋で休むわ少し
さりげなく席をたつ
きっとあなた後を追うはず
自動車とばして岬まで
ぬけ出しましょう ふたり
草の色に染まり愛し合う
島の陽射しがハート焼くから
ああ 強い刺激欲しくなるのね
島の陽射しがハート焼くから
慣れ過ぎたKissが色あせてくる
空の青さがハート狂わせ
知り過ぎた肌が色あせてくる
島の陽射しが 空の青さが
思いっきり大胆させる
思いっきり大胆させる