山の湖冷たく青いひとりボートで流れゆく二人出会ったあの岸辺忘れな草が水色に今年もやさしく咲いたのにだれが忘れた麦わら帽子径の小枝にかかってるあの日あなたに言えないでそっと林に置いて来た私の言葉はどこにある今もあなたが現われそうないつも二人が逢った径呼んだ名前の恋しさににじむ涙も冷たくて湖水と同じに水色よ水色よ