鰐淵晴子
さぼてんの唄 – 鰐淵晴子
さぼてんの花が咲くあしたは
幸がそこにあるとき
青空をいつもまぶしい眼をして
みている愛の掌よ
人のこころの喜びかなしみ
うつして唄うさぼてんよ
さぼてんの花が咲いたその日は
幸がおとずれたとき
朱い花びらにひとつぶの涙
のせてほほえむ掌よ
人のこころの喜びかなしみ
うつして唄うさぼてんよ
人のこころの喜びかなしみ
うつして唄うさぼてんよ
さぼてんの花が咲くあしたは
幸がそこにあるとき
青空をいつもまぶしい眼をして
みている愛の掌よ
人のこころの喜びかなしみ
うつして唄うさぼてんよ
さぼてんの花が咲いたその日は
幸がおとずれたとき
朱い花びらにひとつぶの涙
のせてほほえむ掌よ
人のこころの喜びかなしみ
うつして唄うさぼてんよ
人のこころの喜びかなしみ
うつして唄うさぼてんよ
今はただあなたを 見つめているの悲しいけれど 涙はこぼさずこれからはあなたと 会えないわたしおぼえておくのよ あなたの姿を涙をながしたら 見えなくなるわやさしい
明るい太陽輝く空の下二人は愛をはじめて誓ったじっとみつめ合う胸のときめきに時が過ぎるのを忘れていたの夜空にきらめく星の光浴びて二人は愛をはじめてうたった恋のよろ
そっとしておいて そっとしておいて私の胸の扉をたたかないでまだ何も知らないで眠っていたい心そっとしておいて そっとしておいて私の胸の蕾をおこさないでまだ風にあた