新しい時代でも
わが道を行くがいい
お見かけ通りの若輩者
いつも視線 尖らせては
ふつふつと湧き出る怒りさえも
未だうまく 手懐けられない
希望なんて言葉の
薄ら寒さ知っても
わたし包む闇夜は美しい
ささくれ立つ心も
錆びついたりしないと
教えてくれた母上(あなた)
感謝に堪えません
世間に背を向けて
置き去りにされながら
天邪鬼を 拗らせてく
ちっぽけな世界の独裁者ね
だけど城は絢爛豪華
何よりも嫌いな赤の他人
君は友になれると云うの?
出逢った瞬間
分かっていたわ
差し出す手を取り
さあお迎えいたそう
前に進む時さえ
顔を下げた群衆
路傍の石をお集めですか
この瞳に醜い
景色や嘘 映した
でも最後に残って
ゆくのは義しさ
声をあげ変えよう
白を 黒 金 銀に
どんな色も
わたしが塗る
いつまで経っても反逆者よ
好きなものを守るがため
死に物狂いを笑えばいい
けして 譲ることはできない
ひとつまたひとつ
選び重ねて
愛せる自分を
造り上げたものたち
どんな時代だろうと
わが道を貫こう
幾つになっても若輩者
過ぎる時は深まるのに
ひたひたと染み入る哀しみたち
今も 慣れることはないから
ちっぽけな世界の独裁者ね
建てた城は難攻不落
死ぬまでわたしは変わらないの
そうよ 君も似た者同士
ひとりまたひとり
仲間が集う
差し出す手を取り
さあこのまま参ろう
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