NANIMONO
CHEWING GUM – NANIMONO
たられば ばっかり繰り返して
馬鹿みたいな人生
もしも あの夜 キミ選んでいたら
もしも 翌朝 隣にいれば
もしも 強がり 気付けていたら
もしも キミだけの私でいれば
たらればばかり並べるの辞めたら?
ゴミ捨て場 気持ちも脱ぎ捨てれば
たられば できれば全部忘れたい
こんな私だから キミはもう戻らない
消えずに残った 宛先のない言葉たち
口元が寂しいから
ガムを噛むのが癖になったんだ
チューインガムは味気ない
数えきれないくらい噛み締めた
捨てられず噛み続けている過去は
甘く感じた
センチメンタル 眠れない夜は
否めない後悔ばかり
今もキミのフレーバー
忘れられない
愛してるって伝えられていたら
I still love you 届いていれば
信じてるってキミに言われたなら
嘘も本当に変えられる夢みれば
たらればばかり溢れては零れた
くたびれた濡れたままの枕
たられば キミとなら笑えていられた
染み込んだ後悔 今さら意味もない
重い空気吐き溜めて
はち切れそうに膨らんでいった
チューインガムが弾けたら
もう戻らない 2人の未来
振り向けば 綺麗なままのキミが
優しく微笑んで
シングルベッド キミのいない
温もりのない部屋に流れる
キミの好きなミュージック
ミントの香り
チューインガム
味もしないのにやめられない
次を選べない
チューインガム
飲み込んでも 消化できない
言えなかった 「今でも…」
チューインガムは味気ない
数えきれないくらい噛み締めた
捨てられず噛み続けている過去は
甘く感じた
センチメンタル眠れない夜は
否めない未練ばかりの
たられば 馬鹿みたいだ
会いたいなんて
今もキミのフレーバー
忘れられない