MAISONdes
ダンボールの色 feat. 4na, もっさ – MAISONdes
軋む夜の間で一つにまとめた夢は
既に違う色にもうなっている
まだ後で使う歯ブラシとか暮らしとか
残るもので思い出していく
何処かしら汚れてるのが
これまた馴染んでみえてしまうようだ
断捨離したって 失くしていったって
本当なんともなかったのに
過ぎ去る季節は何度目なんだ
ここからじゃベランダ越しの音も
青いような長い背伸びをしていたが
荷造りはもう済んだ
軋む夜の間で一つにまとめた夢は
既に違う色にもうなっている
まだ後で使う歯ブラシとか暮らしとか
残るもので思い出していく
ハンパな者でおとなになった
片っぽのくつ下や
ハンパな物であふれていった
あの日の未練とか
ハンパな様でちゃんともしてた
のは今日になって
気付かされてしまったみたいね
住もう済まそうの今日になって
軋む夜の間で一つにまとめた夢は
既に違う色にもうなっている
まだ後で使う歯ブラシとか暮らしとか
残るもので日々思い出している
いつか思い出せない事が増えていくんだ
その度ぼくらは彷徨ってしまうけど
狭い部屋できっと過ごした数だけ
歩めるはず
沈む月の上でいくつにも広がる空は
既に違う色にもうなっている
まだ慣れてもいない外観とか時間とか
待ってるもので日々思い馳せている
あ、今ね
少し大人になった気がしたよ
六畳半に投影した過去も、これからも
全部、全部ダンボールに詰め切って
ぼくらは進む
ってわけで
さよなら Bye マイルーム
(軋む夜の間で)
(沈む月の上で)
(軋む夜の間で)
(沈む月の上で)