美里里美

女ひとりの日本海 – 美里里美

人はほんとに 悲しくなると
涙ひとつぶ こぼれない
誰が言ったか 知らないけれど
それはほんとね しみじみわかる
窓の向こうは 日本海
なんて寂しい あゝ 海の色

七尾駅から ひとすじ北へ
和倉笠師保 能登鹿島
いくら悔いても 戻れやしない
愛し合ってた あの日にはもう
女ひとりの 日本海
波をかすめて あゝ 飛ぶかもめ

雪を呼びそな 鈍色の空
胸にせつない 虎落笛
持ってうまれた さだめの他に
ひとつ願いが 叶うとしたら
海よ荒海 日本海
巡り会わせて あゝ もう一度

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ひと雨来そうな 昼下がり涙で見上げる 曇り空今年も燕は 戻って来たものをなんであなたは 帰らないどこで寄り道 今頃はいいの待ちます いつまでも私の肩先 抱きしめ

夕月波止場 – 美里里美

汽笛 桟橋 あなたの船が出るそっと隠れて 見送る私すべてを断ち切り 一緒に行くと「ごめんなさい」 約束したけれど‥‥涙を照らすな 夕月波止場どこか遠くの 港の片

ふるさと列車 – 美里里美

あふれる涙 発車のベルが鳴る汽車の窓から 遠く消えてく故郷(ふるさと)のホームあぁ…大きな夢を抱きしめ 東京へさよなら列車が 走り出す私 これきり 泣いたりしな

雨の海峡 – 美里里美

あの人を乗せてゆく 船私だけ置き去りに 消えてゆく愛しても信じても そう離れたらこの胸が 恋しくて心だけの愛なんて ダメよ淋しくてやっと選んだ サヨナラなのにバ

頑張るよ – 美里里美

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