Set Free
瞳 – Set Free
まだ足りない満たされないと
あべこべな時代を目指して
踏み出す度に軋む相棒
泣き出す空を見上げて目を細めた
あの短い言葉のさらに近いところまで
そんな願いとかけ離れた夜は
遠く群から逸れて 途方に暮れた瞳が
暗闇で宝石のようにキラキラ光っていた
星も見えない空の下で
理由なら無いさ全部ダーツの旅
真面目にさすらってもがいてみたって
どっからどうみても純情で
可憐なペルソナの影には
息を潜めたまま 腹を空かせてるヤツが
今か今かとその時を待ってる
不甲斐ない隙間から 睨み付けた憧れの
輝きを焼き付けるようにキラキラ光っていた
あとどれくらい先へ ひたすら歩いていけば
たどり着く?着かない?の問いなんて
振り切って行かなくちゃ
遠く群から逸れて 途方に暮れた瞳が
朝焼けを隠した空の彼方を見据えて今、羽ばたく
いつかたどり着く
今日の日を懐かしがれる そんな優しい時代
白み始めた夜の向こう