奥﨑海斗

春のせい – 奥﨑海斗

偶然の不釣り合いで嘘がバレた
君は愚すぎたんだ
沈丁花の香りも風の温度も
肌が感じているんだよ

神妙な面持ちですか、わかったよ
そんな演じなくてもさ
敏感な心の違和感のせいで
全部気付いてしまったよ

新しい世界への期待壊さぬよう
断捨離でお膳立て
君日くしょうがない別れと、くそが
出会うために別れるんだろ

春のせいと言ってよ
つまんない嘘のせいで傷つきたくない
終われないよこれじゃ
可哀想で惨めな同情頂戴の捨て猫じゃんか

平然と過ごしてたのがバカだね
穴があったら埋まりたい
勝ち負けじゃないけど言ったもん勝ちだね
ほんとやられたよワンダホー

別れ決意した日から今日まで
演じ続けてたんだね
思ってたより二人は遠かった
思い込みと勘違いが生んだ劣等感

離れたくない嫌だ嫌だ
地団駄 駄々こね回せば
少しは変わりそうだな

「実は同じ事思ってたよ」と口が滑る
君はホッとして笑う

春のせいと言っても
結局は捨て猫に変わりはないな
悔しさが徐々に消えてって
悲しさになるのが怖い

最後の優しさって違うよ
“ごめん”繰り返す事じゃないよ
“きみのせい”って言うんだよ

春のせいと言ってよ
つまんない嘘のせいで傷つきたくない
終われないよこれじゃ
素直に今までありがとうねって
言えないじゃんか

沈丁花の香りがこれから先
君との思い出に繋がんだよ
春のせいだもう嫌だ
またねって手を振って
春に一人置き去りじゃんか

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