血まみれの女神達よ聴いてください
この嘘みたいな現実を生き抜くための歌を
人混みの中の夢は目を合わせない
地下鉄の路線図のように行き先はバラバラだ
コートのポケットにいっぱい詰め込んだ
枯れ葉のような後悔のかけら
いつもと違う場所に向かってタクシーを止めた
見慣れた街並みが 遠くへ消えてゆく
いつか君とたどり着くのは
地図にはない島なのか
それぞれの人の上に神様がいる
情熱の源となり争いも起こしてる
何度も何度もやっては失った
足しても引いても割っても間違った
迷子になった 大人達が 踏めないものは?
激しい雨に打たれ カミナリ落ちました
僕の足に絡んだ蔦は
あの日蒔いた種だった
カラダのど真ん中に十字架突き刺して
夜空に天使呼びたいんです
あの宗教画みたいに
願いは風の中 祈りは空 海へ
涙は砂に溶け 光が乾かして
心が疲れたら 歌でも歌いながら
あの日蒔いた種が育った
名前のない島へ行こう
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