お前が行く朝 何を語ろう
出発の日だというのに 雨の季節だ
雨に霞んで お前の姿が消える時
せめて大声で もう一度呼びあおうか
お前が行く朝 何を祈ろう
悲しいお別れじゃないのに 変な気分だ
雨に打たれて 心が沈んでしまうから
せめて大声で 馬鹿野郎とでも言おうか
お前が行く朝 何を歌おう
引き止める旅じゃないのに 雨の季節だ
雨にかくれて 残る寂しさを歌うより
せめてさっぱりと どしゃぶりに濡れてみよう
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わずかばかりの緑にも 日だまりと日かげがある公園に来て俺達は ひとときのやすらぎをさがすしばらくはこうして 止まった時間をみていようまねのできない笑顔して ヨチ
あいつが死んだ生きたって死んだって 俺には同じと言いながらみんなが愛したのに 幸せの筈がどうしてあじさいの花を愛した あいつが死んだ夢なんか 望みなんかあいつに
街角へ来ると たそがれの終り街角へ来ると かたらいのなごり粉雪の夜がふけていったあの人の肩も消えていったそれが 最後の夜それが 最後の雪雪より白い あの人死んで
雨だれの音が やさしかった雨だれの光が まぶしかった冬の嵐の雨のあとののきの日ざしが 朝を告げた運命のように 寄せた嵐に誓いをつなぐすべもしらず激しいうねりに
母親の物語りに飽きて 父親の本も読み飽きて風の吹く 夜砂丘を一人 少年は旅に出た地平線の向うに何かがある何かがきっとあると思った見えるのは砂ばかり 砂の山 砂の
両手で 指で数える だけの恋なら 捨てよう両手で 抱いてあふれる ほどの君への 想いさ君を視つめて生きる時こそ僕のためと優しさが透きとおるNow, I Love
幸せの中でつきあたりを見ることはありませんか訪ねくるゆらめきは 秋の旅人光をぬけて わきたつまきかぜ心の中の三叉路で傾いた道しるべ君の愛がささえています幸せのは
どうはかない 夢だったのと下手な台詞は 云わないでくれ会えば涙が つらさを増すと手紙ならまだ 許せもするがなりゆきだけの 恋だったのか演歌みたいな 別れだね赤羽
ひとり 古城にたたずめば時の流れの音がするむかし詩を読む人がいて哀れといった月の影酒くみかわせ 若者よ琴つまびけよ 乙女ごよ古城は風と月ばかり夢は砕けて夢と知り
ひと時のあなたの吐息を受けてまどろむ私の夢のはかなさ知りたいと思うほどあなたにかかる花霞つかの間にん稍を飛びたつ鳥に似て遠いあなた 声も届かないひと時あなたの言
名もない魚が海にいた名もない魚が恋をした月の明るい夜だから月の明るい夜だから名もない魚の悲しみは恋が届かぬ事でした海には手紙がないのです郵便ポストもないのです名
こぼれ松葉をかきあつめをとめのごとき君なりきこぼれ松葉に火をはなちわらべのごときわれなりきわらべとをめよりそひぬただたまゆらの火をかこみうれしくふたり手をとりぬ
ある日公園で みたことのない大きな鳥がいたみたことのない 輝く鳥がいた屋根のない車にのって 俺は追いかけた空をかける その鳥を追い 街をすぎ去ったその鳥を追い
帰るときめた夜が明ける一人よがりの 冬が終わるああ それにしてもこの空の青さはどうだこの雲の白さはどうだ僕はもう逃げない君が待ってる初めてのように夜が明ける一人
白い浜辺に 日を浴びながら裸の君が かけてゆく白い浜辺に 腕ふって僕が汗をふきふきどうしても追いつけない昨夜の夢の話しさ白いかもめに ほほえみながらまぶしい君が
高原をゆく 子馬たちよまどやかに そして強くかけて行くんだ目かくしされた 馬車馬の親たちをあわれみながら追い越して行くんだ雨が降り時が流れて忘れ物をせぬうちに今
小さな街の 小さな恋小さな公園 大きな木大きな大きな プラタナス木の葉が一枚 舞っていた私はあの日 まだ子供あなたもあの日 まだ子供大きな大きな 黒い雲こわくて
ガラスの扉をたたくのは 誰きまぐれな言葉かと ふるえていますいつも笑顔で おどけてみせるさわやかな その仕草 胸にやきつく一度でも 愛してると言えば あなたは喜
陽だまりに腰かけて風そよぐ音きいて街角に群れ遊ぶかわいい鳩をよんでごらんあれは白い花だね二つ つんでくれたね陽だまりにふくらんだ若い恋の想い出だよ陽だまりに腰か
母のいない留守は つまらない1人オモチャ箱を さがすとき目についた 風車そとは風がふいて さむそうな羽根がひとつなくて 冬の日にかじかんだ 風車まわれ まわれ