TRY TRY NIICHE
釘 – TRY TRY NIICHE
決して良いとは言えないが
これが僕たちの最善さ
騙し騙しの日々に 釘を打つ
テコでも動かないのならば
仕方ないなとまた諦め
騙し騙しの日々に 相槌を打った
朝と夜の間で 二人ぼっちの僕ら
二つ合わせても まだ 一に満たなくて
朝の香りを嗅げば 夜の静けさを知れば
僕らはまだ 生まれ変われるかな
消えてしまってもしょうがない 限りなく薄い日々を僕ら
零さぬように 二人で守ろうとした
あなたの肌を感じるよりも 安心感を求めていた
騙し騙しの日々を 忘れたかった
朝と夜の間で 二人ぼっちの僕ら
二つ合わせても まだ一に満たなくて
明日も今日と同じさ また僕のため息が
僕らの部屋のカーテンを 少し揺らすだけ
僕らのこの日々に 名前を付けるなら
磔にされた あの絵画の名を
朝と夜の間で 二人ぼっちの僕ら
二つ合わせても まだ一に満たなくて
明日も今日と同じさ また僕のため息が
朝と夜の間で 二人ぼっちの僕ら
二つ合わせてもまだ一に満たないから
もう釘は抜かなきゃ もう釘は外さなきゃ
言い訳だらけの日々と 君とさよなら
取り戻せるかな