君に逢ううれしさの 胸にふかく水色のハンカチを ひそめる 習慣(ならわし)がいつの間にか 身に沁みたのよ涙のあとをそっと 隠したいのよ月影の細路を 歩きながら水色のハンカチに 包んだ囁きがいつの間にか 夜露にぬれて心の窓をとじて 忍び泣くのよ