潮の香りが しむように胸にしみいる あなたの瞳あまく悲しく やるせなく日毎に募る 海女の恋波に素肌を なぶらせる海女も乙女よ さしぐむ涙肩をならべて 歩いてもなぜにか痛む この思い霧が流れて 消えるよに胸のなやみは いつの日晴れる淡くはかなく 咲く花か愁いに濡れる 海女の恋