ココア山
あなたはビター – ココア山
溶けてゆくアイスクリームを こぼさないように
速足で戻る あなたのもとへ
まるいシュークリームに 指でいたずら
へこんでふくれる あなたのように
あま色の屋根の下で
わたしのほおは赤く染まっている
夕立の海の中で
わたしの肩に 電気が走り出す もしかして
買い足したビスケット いつしか忘れてた
そばでチョコレート あなたはビター
溶けてゆくアイスクリームを こぼさないように
速足で戻る あなたのもとへ
まるいシュークリームに 指でいたずら
へこんでふくれる あなたのように
あま色の屋根の下で
わたしのほおは赤く染まっている
夕立の海の中で
わたしの肩に 電気が走り出す もしかして
買い足したビスケット いつしか忘れてた
そばでチョコレート あなたはビター
気球に揺られて 見渡す世界大地は模型のように美しいピラミッド、モアイに、東京タワーアイデアに力を 授けたもうれ去りし日々に想い募らせる前には高い山が立つ過ぎし日
草原を走り抜ける白いホースのように向かい風を受けて自転車は空を舞う降りしきる雨よけて臨む宇宙の星散らばってゆくきみの分身出会った夢はスローモーション遠く遠く淡く
木枯らし待つよ ガタガタ待つよ綱渡りのようなバランス保って民家と民家に挟まれてひとり立つ 季節の狭間ライライライ 通り抜けてった心の中に埃がたまる向こう岸に ふ
曇りガラスの向こうで 鳴いている青い鳥立ち止まれなかった 戻れない部屋の奥であなたの声が聞こえるような気がするわ閉じ込められたいくつもの よろこびを探すもう二度
まわりのタワーは 積みあがっているきみのタワーは 平行線をたどる積み上げ方も 知らなければ積み上げようとも していないタオルは必要かいかけたらしゃべるかいとなり
ずっと待ってた 便りはこないむかしに居座る とんぼにさよならそっと散ってく 花びらは無情写真に映える 波はきらきらうわの空で散歩道をゆけばいまひとたびの明かりが
Workin' workin' todayWorkin' workin' alldayWorkin' workin' そして きんにくついたかしらWorkin'
プラスワン 夢の中でプラスワン 目が覚めたらプラスワン ろうそくひとつプラスワン 立っていましたプラスワン 悲しいこともプラスワン 増えた気がするけどプラスワン
うす雲 伸びてゆくくつひも 結びなおすすず風 さよならつる草 絡みつくぬすびと 目を覚ますふるさと 思い出すむくどり 独り立ちゆくえは 聞かないでるるる 流れる