Maison book girl
snow irony – Maison book girl
始まりの日の夜は、いつでも雨が降って。
裏口の扉には、煙の中の僕ら、ゆれて。
16月から、君はガラスで隠されたよ。
ベッドの中で一人。雪が雨に変わるよ。
何も知らないままで、失った。
声は変わってしまった。
見たくない見たくない見たくない見たくない。これ以上。
知りたくなかった。美しい記憶を笑って。
終わりを分かってた。汚れた結末、気付いてた。
許さない許さない許さない許さない許さない
あの狂った日常、なにより美しくて、
まるで夜中に光る工場の光の様。
ページ破ったって、変わらない。いつか忘れてしまうの?
わからないわからないわからないわからない。愛とか。
消えてく感情、青色、叶わない夢とか。
ただ一つ思うのはそんな世界さえ愛すの?
もう一つ思うなら、ふふふふんふふふふん知らない。
何も知らないままで失った。
君は変わってしまった。