暗い夜空に じょんから節の
三味が流れる 旅の宿
どうしたら お前と
お前と一緒に なれるのか
さんさしぐれか 口説き節
流れて行きたい 篝火(かがりび)の宿
ユラリ ユラリ
風に揺れてる 篝火さえも
おとこ心を 惑わせる
少しだけ お前の
お前の心が 欲しいのさ
しのび逢う夜の 雪あかり
からめたこの指 篝火の宿
ユラリ ユラリ
窓の向うに 舞い散る雪は
夜明け間近な 別れ雪
出来るなら お前に
お前に幸せ あげたいよ
そっと抱き寄せ 腕の中
一生ふたりさ 篝火の宿
ユラリ ユラリ
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甘くはないのさ 世間の風はわかってくれるか なァ女将愚痴や泣き面 見せたくないが俺も人の子 涙も流すこんな夜には 女将の胸に男丸ごと 男丸ごと ぶつけたいやんち
連れていってと 合羽の袖に縋(すが)るあの娘は まだ蕾惚れているから 身をひく旅はくよくよしたンじゃ らしくねぇオイトコソーダョ本当にソーダョ俺ら気まぐれ オイ
男なら 男ならいつか咲かせる 夢がある男なら 男なら明日を掴んで 生きてみろ三陸海岸 荒れようとくじけてたまるか 俺の人生(みち)北のおとこのアアンア…心意気男
礼文・利尻は めおと島はぐれ昆布の 帯を解く風に千切れた…風に千切れた うわさを拾う馬鹿な男の 横っ面雪がなぶるよ…宗谷海峡遥か 野寒布(のしゃっぷ) 北岬俺を
泣きたいときには 泣いたらいいさ涙のその訳 聞かせなよ悲しい過去(むかし)を 曳きずりながらひとりで歩いて 来たんだろう泣きたいときには 泣いたらいいさこゝろの
男の背中に 雪が舞う女の涙と 二人連れここは奥能登 日本海いつかはぐれて ひとり旅鬼の涙を 叩いて隠せ胸にジンとくる…御陣乗太鼓叩け… 響け… 踊れ…あいつが打
自分ひとりが 生きられりゃ他人(ひと)を裏切る 奴もいるいやだ いやだネ こんな世は義理もなければ 人情(なさけ)もないね時代遅れと 言われても俺は 俺は負けな
夢にまで見た あの松前が雪に隠れて 見えません凍(しば)れるね… 淋しいね…誰が 誰が唄うか じょんがら節も俺の涙を 誘うよにここは津軽の 港 小伯 …さいはて
長い夜にも 朝は来る冬も必ず 春になる男だったら 望みを捨てずいつか花咲く 時を待て沁みるよなぁ あの言葉忘れはしないよ おやじさん上を見たなら キリがない下を
稲穂はざ掛(が)け この秋暮れりゃ鉛色(なまりいろ)した 冬が来る三か月(みつき)の永さを 風呂敷にお父(と)う結んで 出稼ぎ支度降るな積もるな 別れ雪あぁ 別
恩は売らねぇ 貰いもしねぇこれが男の 魂(こころ)だぜ今の世の中 真っ暗闇さ他人(ひと)を騙して 生きてく奴や自分勝手に 生きる奴風に吹かれて 飛んで行け俺の俺
あぁ帰ろかな… ふるさとへ夢が見たくて ふるさと離れ親を泣かせた バチあたり未練だね… 男じゃないか最終列車は 雪の中吐息で曇る 窓ガラス風が風が 頬を打つあぁ
暴れ 暴れ 暴れ阿修羅(あしゅら)と恵みの神の二つ顔持つ 北の海睨(にら)みきかせて 乗り込む沖は逃げる獲物(さかな)と 男の勝負逃がしゃ漁場の 恥さらし燃えろ
母の泣く声 背中で聞いて故郷(くに)を飛びでた 渡り鳥俺の晴れ着は 道中合羽(どうちゅうがっぱ)変わる時節は変わる時節は アンアアアア風にきけあぁ渡り鳥…オロロ
俺の心に 寂しさ連れて白く咲いてる おんな花男だぜ 男だろぅ未練を丸めて ぶつけちゃえ静かに流れる この川はサラサラ ユラユラ奥入瀬川に 雪が 雪が 雪が雪が…
三味を泣かせて 自分も泣いて逢えば傷つく 旅なのに雪が 雪がさえぎる 小泊市浦ゆくえ知れずの 恋を追い津軽みちのくひとりさすらう 望郷ながれ唄破れ小袖を 山背が
吠える地吹雪 しばれる野面(のづら)負けてなるかと 胸を張る津軽三味線 竹山叩く魂(いのち)ゆさぶる その音色山が泣く 雪が泣く樹氷(こおり)が 跳ねる十三の砂
女の涙は 女より分かってきました この俺もつらく悲しい 思い出さえも笑って話して くれた奴二人で故郷へ二人で故郷へ 帰ろうね男が涙を 流すのはやさしいおふくろ
本籍地なら 北の果て現住所なら 風に聞け生まれ在所も 忘れたが夢に疲れた 風来坊ゆらり ゆらゆらゆらり ゆらゆら時代おくれの子守唄話し相手も 銭もない愚痴じゃな
男がやるぞと 誓ったからは貫きとおすぜ 意地がある親父と話した 大きな夢はいつか花咲く 日も来るさ風にゆられて 流れ行くあぁ北上川は 俺のふるさと水面(みなも)